ジョギングで風邪は治るのか!?

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風邪を治すためには様々な方法がある。真っ当な方法としては病院で診てもらい薬を処方してもらうとか、おとなしく安静に寝ているなどである。ほかに「梅干しを額に乗せる」や「ねぎを首に巻く」などの方法も民間に伝わっているようだ。そんな中、少し奇抜なアプローチもあるようで、「教えて!goo」に「ジョギングで風邪は治る?」「風邪をランニングして汗かいて治す方法について」と投稿した質問者はそれぞれこのように書いている。

「友人で風邪引いたときはジョグして汗をかくと風邪が治る!と言っている者が二名います。実際のところどうなのでしょうか?」(gaituさん)

「遠い記憶で、風邪をランニングして汗たっぷりかいて治す方法があったと思います。その方法は実際のところ、効果はあるのでしょうか?」(noujiiさん)

このやり方には実際のところ、どれくらい効果が見込めるのだろうか。回答者たちの声を紹介しよう。

■「効果的ではない」が結論?

まず結論からいって、この方法を支持する回答者はいなかった。

「たまたま、そういうタイミングでジョギングしていた、ということかと。(中略)…もしジョギングして治るなら、みんな昔から風邪ひいたら走ってますよ」(NicksBarさん)

風邪が治ったタイミングでジョギングをしたから、結果風邪は治ったが、それはジョギングのおかげではなかったのではないか、ということである。

「まず、体力が相当に有る人が行う方法です。昔の根性で治すって方法ですね。運動するだけで、免疫機能は落ちますから、おとなしくするのが現代の方法です」(timeupさん)

「そういう人もいるかもしれませんが、基本はなるべく安静にして体の抵抗力で風邪を撃退するということです。熱を出したり咳が出ているのにジョギングなどすると症状が悪化して、風邪をこじらせます」(bimbohjijiiさん)

あるいは、「病は気から」という言葉もある通り、気持ちと体調は密接に関係している。ジョギングをして気合いを入れることで風邪を吹っ飛ばすこともできるのかもしれない。それが成功することもあるかもしれないが、常におすすめできるほどの有用性はないのではないか、という意見もあった。

■危険性の指摘も

風邪を治すための方法が、逆に健康を害する可能性があるという指摘も。

「全くとんでもない話です。ジョギングすることによって身体の内部体温を上昇させることで、風邪のウイルスを退治する、と書くと理にかなっていそうですが、おとなしく寝ていても変わりません。それどころか風邪をひいて体力が落ちているのに、ジョギングすることでさらに体力を低下させると、風邪のウイルスへの抵抗力が下がり、ますます悪化することにつながりかねません」(askaaskaさん)

「風邪の発熱による汗と、運動の汗では同じようでもぜんぜん種類が違います。汗をかき、そのままの状態でランニングしていると体温が低下し、その時が一番良くない状態だと思います。個人的には治りかけの時に、ランニングなどをすると鼻づまりが治り、効果が有りそうに思えたのですが、素直に安静にしていた方がいいようです」(noname#21045さん)

風邪で体力が落ちているところ、ジョギング等の運動でアドレナリンを出すことができれば(それが一時的な錯覚だとしても)元気になることはできるのかもしれない。しかし、体力が低下して、風邪をさらにこじらせる危険も視野に入れておいた方がよさそうである。おすすめできる治し方ではないが、もしこのアプローチを試すのであれば、体調の管理には十分注意されたい。

武藤弘樹(muto koki)