スマートホームの未来は「バービー人形のお家」が教えてくれる

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最新の「バービー・ドリームハウス」は、人間の家よりスマートだ。家が持ち主の命令を聞き分け、音声命令で100個以上のタスクをこなす。モバイルアプリを利用すれば、自分だけの音響効果などを追加することもできる。

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2015年版の「バービー・ドリームハウス」も、かなり素晴らしかった。スマートフォンを差し込んでテレビ画面代わりにするスロットや、外してひっくり返すとプールになる出窓、プラグアンドプレイに対応した家電付きの、広々とした3階建ての間取りになっていた。

しかし、マテルがこのほど発表した新しい「バービー・ハロー・ドリームハウス」を見れば、去年のドリームハウスも、ネズミが住む粗末なあばら家のように感じられる。このミニ豪邸はとにかく凄い。

バービーの究極の住処2016年版は、すべてを音声でコントロールでき、モバイルアプリを利用すれば自分だけのオリジナルの音響効果を追加することもできる。室内に備えられたエレヴェーターを、これまでのように荷物運搬機のように操作する必要はない。声で命じれば勝手に動き出すのだ。

この家を声でコントロールするには、Wi-Fi接続とクラウドベースの音声認識が必要だ。ちょうど、アマゾンの人工知能スピーカー「Echo」(日本語版記事)のような感じだ。ハロー・ドリームハウスという名が示すとおり、家が持ち主の命令を聞き分ける。命令によってできることは100個以上あるという。

ドアを開閉したければ、家に向かってそう言えばいい。階段をすべり台に変身させたい? それも同じく、声に出して言うだけだ。女子だけのパーティを開きたい? ディスコのような照明と、美味しそうに見える食べ物もゲストのために用意したい? 家に頼もう。未来はここに実現している。

ドリームハウスの特徴となっている音声認識とアプリは、PullString社が開発した「ToyTalk」だ。同社は、2人の元ピクサー従業員によるスタートアップだ(同技術は、例えばバービー人形と話す「ハロー・バービー」にも使われている)。

マテルとPullString社によると、ToyTalkシステムにはプライヴァシー対策が組み込まれており、外部から傍受されないようになっている。ドリームハウスがWi-Fiにつながると、ハウスのてっぺんにあるライトがつき、リスニングモードに入ったことを知らせるが、「ハロー・ドリームハウス」という起動の言葉に続くコマンド以外は録音されることはない。Wi-Fi接続をしないで使える音響効果モードがあり、PullString社のサイトに記録されたデータを保護者が消去することもできる。

新しいドリームハウスの価格は300ドルで、今秋発売される。たかがオモチャのくせに馬鹿みたいに高いと思うか、自分が住んでいる家より機能性がはるかに優れているのにとても手頃な値段だと思うかは、あなた次第だ。

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