水中にいるもぐもぐタイム中のホッキョクグマ/(C)旭川市旭山動物園

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旭山動物園の動物たちを躍動感あふれる姿で再現した「旭山動物園カプセル・ズー」の新シリーズが2016年7月に登場!実はコレ、模型製作で有名な「海洋堂」が手掛けていて、これまでにヴィネットタイプ(小型ジオラマ風)やスノードームタイプなど5シリーズを制作、2007年に第1弾が登場してから累計約250万個も販売されている大人気シリーズなんです。今回は冷蔵庫やホワイトボードに貼れるマグネットタイプで、動物は全6種類。例えば…

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■ ホッキョクグマ

言わずと知れたホッキョクグマ。陸上最大の肉食動物です。ヒグマと比べると、体の大きさに対して頭が小さく首が長いのが特徴。フィギュアになるとこんな感じです。

泳ぎの得意なホッキョクグマらしく、水中から勢いよく飛び出しているシーンです。臨場感ありますね。ちなみに、ホッキョクグマは獲物であるアザラシを追って水中に飛び込み、陸上に追い立てたりもします。

ほかにどんな動物たちがいるかというと…

■ ゴマフアザラシ

野生の北極圏では、そんなホッキョクグマに獲物として狙われるアザラシです。

旭山動物園といえば、やっぱり「行動展示」。中でも「マリンウェイ」と呼ばれる筒状の水槽をアザラシが泳ぐ姿は人気が高く、テレビや雑誌でもよく取り上げられています。ただ、アザラシがマリンウェイを通るのは「気が向いたときだけ」なので、必ず遭遇できるワケではありません…。こんな風なスマイル、生でぜひ見たいものですね…。

けれども!

フィギュアでならいつも見られます!常にマリンウェイを泳いでます!

ちなみにこのフィギュア、水中でふとお腹側のものを見たくなった時のポーズなのだそう。実際にこのシーンに出くわしたら、「目が合った!」と芸能人に会ったごとく浮かれるか、「シャッターチャンス!」と叫んで慌ててカメラを構えちゃいますね。

■ キングペンギン・ジェンツーペンギン

続いて、キングペンギン。旭山動物園では写真のキングペンギンのほか、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンの計4種類を飼育しています。今回フィギュアになっているのはこのうち2種類。

泳ぎが上手なジェンツーペンギン(左)と、体長85cm以上にもなるキングペンギン(右)です。どちらも水中で獲物を獲るのは一緒なのですが、水への入り方が違うそう。キングペンギンはなだらかな海岸から歩いて入る一方、ジェンツーペンギンは岩場から水中にダイブ。キングペンギンは飛び込むとお腹を打っちゃうそうです。

ほかにも、イボイノシシやカバ、シロフクロウの生き生きとしたフィギュアがありますよ。

今回紹介したマグネットフィギュアは旭山動物園内の正門・東門・あざらし館休憩所に設置されているカプセル販売機で購入できます(1回400円)。あくまで「ガチャガチャ」なので、何が出るかはお楽しみ。

ちなみに過去に登場したカプセル・ズーシリーズも同様のカプセル販売機で購入できちゃいます(第2弾は販売終了)。動物園に行った際には「ひと回し」してみては!?

※写真提供・旭川市旭山動物園

【北海道ウォーカー/出村聖子】