20日、韓国・国民日報によると、12日に発生した韓国観測史上最大規模の地震の余震が続く中、ある住民が隣人のためにマンションに貼り出した手書きのメモが感動を呼んでいる。写真はネットで紹介されたメモ。

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2016年9月20日、韓国・国民日報によると、12日に発生した韓国観測史上最大規模の地震の余震が続く中、ある住民が隣人のためにマンションに貼り出した手書きのメモが感動を呼んでいる。

12日夜に韓国南東部、慶尚北道慶州市付近で発生したマグニチュード(M)5.8の地震の後、観測された余震は400回を突破、19日午後8時33分ごろにはやはり慶州を震源とするM4.5の余震が発生した。余震としては最大規模で、震源から離れたソウルでも揺れを感じたという。こうした中、震源から近い蔚山市のマンション住民が、隣人へのメッセージをエレベーターに貼り出した。メモには「地震によるエレベーター使用禁止」「地震が起こったら、室内に閉じ込められるのを防ぐため、玄関ドアを必ず開けておいてください」とある。

地震の少ない韓国では地震発生時の正しい対応が一般に広まっておらず、余震のたびに恐怖におびえ、どうしてよいか分からない人も多い。そのためこの貼り紙は「自分のことより先に隣人を気遣う案内文」として話題を呼び、ネットでは「感動的だ」「うちの家にも貼ってほしい」などの声が上がっている。記事には次のようなコメントが寄せられた。

「拍手!」
「国民安全処長に任命する!」
「国は国民のために何をしてるところかな…」
「無政府状態とはこのことを言う」

「自分たちの力で生き残らないとね」
「まったく痛ましい事態だ」
「セウォル号=大韓民国。船長=大統領。乗務員=国会議員、高位公職者、財閥、国民安全処。船内アナウンス=ほとんどのメディア。乗客=国民。大韓民国号が沈没しつつある」

「玄関ドアは思いつかなかった。ありがとう」
「M4.5のどこが余震なんだよ」
「僕ならメモをもう1枚。『不安で生きた心地がしない?それなら政権交代しよう!』」
「政府が無能なのはもう分かった。早く日本の専門家を呼んで来て」(翻訳・編集/吉金)