20日、環球網によると、石炭輸送船の座礁で世界遺産グレートバリアリーフを破壊したと指摘を受けていた中国の船舶所有会社が19日、賠償金2960万ドルを支払うことでオーストラリア政府と合意した。写真はグレートバリアリーフ。

写真拡大

2016年9月20日、環球網によると、石炭輸送船の座礁で世界遺産グレートバリアリーフを破壊したと指摘を受けていた中国の船舶所有会社が19日、賠償金2960万ドル(約30億円)を支払うことでオーストラリア政府と合意した。

深セン市能源運輸有限公司が所有する「深能1号」は2010年、グレートバリアリーフで座礁し、サンゴ礁の破壊や環境汚染を引き起こした。しかし、豪政府と中国企業は事故の責任や賠償金額をめぐって意見が対立。豪政府は賠償金9000万ドル(約92億円)を要求したが中国側は「法外な額」と反発、「250万ドル(約2億5000万円)しか支払えない」と主張していた。

今回の合意内容について国際環境保護団体「グリーンピース」の関係者は中国企業の賠償の少なさを指摘、グレートバリアリーフ海洋公園局は6年間を費やした交渉結果に不満を示しつつも、「生態系の保全にとっては歓迎すべきニュース」とコメントした。(翻訳・編集/野谷)