韓国映画『さとみを探せ』の一場面(c)BRIDGEWORKS ENT.

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人気セクシー女優の里美ゆりあが所得隠しをして追徴課税を命じられていたことが『デイリー新潮』で報じられたが、そのニュースは韓国のネット住民たちの間でもちょっとした話題になっている。とある韓国人ブロガーはさっそく、「里美ゆりあの脱税事件で見る日本のAV女優の出演料」と題した分析記事を掲載しているほどだ。

韓国でも有名な日本人セクシー女優は多い

「なぜ韓国人が日本のセクシー女優のニュースを?」と思われるかもしれないが、里美ゆりあは韓国でも活動した経歴を持ち、2014年には韓国の成人映画『さとみを探せ』で主演も果たしており、’現地でプレミア試写会も行なうほど、その世界では知る人ぞ知るセクシー女優なのだ。

里美ゆりあだけではない。韓国では意外にも多くの日本人セクシー女優たちがさまざまな分野で活動しており、知名度も高い。それは韓国に日本の成人映画が多く輸入されていることとも無関係ではないだろう。
(参考記事:韓国の“熱血男児”たちに今も支持されている日本のセクシー女優レジェンドたち)

韓国では肌の露出が多かったり性的描写がある作品は、いわゆる日本の「R18指定」と同じ意味の「青少年観覧不可」判定が下されるが、昨年韓国に輸入された日本映画483作品のうち、392作品が「青少年観覧不可」判定となっている。日本の成人映画が韓国市場を席巻していると言っても過言ではなく、逆に韓国の成人映画産業が壊滅的な打撃を受けているほどでもある。

このように存在感を示している日本の成人映画だけに、韓国で人気の男性誌『MAXIM KOREA』でグラビアを飾った日本のセクシー女優たちも少なくない。

以前、同雑誌の編集長と話す機会があったが、こんなことを言っていた。

「日本のセクシー女優の方々はプロフェッショナルという印象があります。撮影時は協力的ですし、考え方もしっかりしている。とある女優さんに“あなたにとってAVとは何か?”と尋ねたところ、“人々に夢と希望、楽しさを与えること”という言葉が返ってきたほどです」

韓国でも大きな話題になった『MAXIM KOREA』篠崎愛表紙号完売伝説が有名な同誌だが、編集部によると日本のセクシー女優がグラビアに登場する号とそうでない号とでは売れ行きも変わってくるらしい。日本のセクシー女優たちはグラビア撮影でも妥協を許さないので、クオリティの高い写真も撮れるという。

韓国では3大犯罪のひとつに数えられる“脱税”

そんなプロ根性の塊であるはずのセクシー女優が所得隠ししていたことに、韓国のファンは少なからずショックを隠させないようでもある。

というのも、韓国では“脱税”が“兵役の不法回避”や“麻薬常用”と並んで「韓国国民たちがもっとも反感を抱く3大犯罪」のひとつとされているのだ。そのため、申告ミスを認めて追徴課税を納付しても、世論は許さない。脱税疑惑にさらされて活動休止に追い込まれるタレントたちも多いのである。

『デイリー新潮』の報道によれば、里美ゆりあは追徴課税を義務づけられ、支払いも終えているというが、金額が金額なだけにもしも韓国で同じような事態が発覚すればイメージダウンどころか活動休止も免れないだろう。

そういう感覚があるからこそ、韓国のネット住民たち間でも今回の里美ゆりあ所得隠しのニュースがちょっとした話題になり、一部のファンたちは気を揉んでいるのかもしれない。

いずれにしても韓国でも話題になった人気セクシー女優の所得隠し。隠すところを間違えて申告も怠れば「青少年観覧不可」になるどころか、大衆からの批判も浴びることは日本も韓国も変わらない。

(文=慎 武宏)