19日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、野球評論家の江本孟紀氏が、プロ野球におけるマナーについて持論を展開し、ファンの心理に理解を示す一幕があった。

番組では「今夜は寝れ9!!」のコーナーで「アンガールズ・田中卓志 ビデオ判定を招いた広島ファンの行為に苦言」と題した、トピックニュースの記事を取り上げた。記事では、熱狂的なカープファンで知られる、アンガールズの田中卓志が、17日の広島対中日戦でのカープファンの行動に苦言を呈したと伝えている。

外野フェンスぎりぎりまで飛んだ打球を、客席のカープファンが手を伸ばして取ろうとしたことで、ビデオ判定となる騒ぎに。田中は「フェンス際はプロの見せどころなので見守ろう」と自身のブログを通じて、野球ファンに訴えている。

この記事に、コメンテーターの江本氏は「やってる(選手の)ほうからしたらね、マナー違反ではないんですよ」と、意外な言葉を口にした。

ほかの出演者から驚きの声があがる中、江本氏は「お客さんは(打球が)そばに来たらグローブを持って、ボールが欲しくてしょうがないんですよ」「だから、手を出すっていうのはしょうがないと思うんですね」と、今回のファンの行動を擁護したのだ。

司会の長谷川豊アナウンサーが「選手のほうがイヤな印象を受けてるのかなって思ってました」と語ると、江本氏は「いや、そんなことはないですよ」「それはもう、しょうがないと思ってますよ」と、改めて強調した。

一方で江本氏は「マナーで言ったら、野球場はマナー違反だらけ」と指摘。ピッチャーが集中している中、周囲がヤジを飛ばしていることを例にあげ「ゴルフなんか一言もモノ言わないじゃないですか」「あれパターよりも際どいところを狙って投げるんですよピッチャーは」「だから許されることはなんぼでもある」と持論を展開。

その後、梅沢富美男も「野球の選手なんてマジメなことばっかり言ってるけど、グラウンド内ではほんとヒドイからね」「張本(勲)さんなんかハンパじゃなかったらしい」と選手自身のマナーにツッコミを入れて、笑いを誘っていた。

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