環境保全対策の一環で、7月1日にスーパーで配られている使い捨てレジ袋の配布を禁止した同国。矢継ぎ早に使い捨てプラスチック製食器やカトラリー、カップの販売を禁止する法案が可決された。

具体的にはワイン用プラスチック製グラスやバターナイフ、オフィスに設置したコーヒーマシーン用のカップも規制の対象になる。

 世界で初めての、
大きな第一歩?

Associated Press」によると、使い捨ての食器類は、2020年までにすべて分解できる生物由来のものに切り替える必要がある。実現すれば世界初の事例になると見られており、この動きがEU全体に広がっていく可能性もあるそうだ。

環境保護団体からは評価されているが、食品包装材業界の団体は「商品流通の自由」に反すると指摘している。

生物由来の素材にシフト!
日常生活への影響は? 

「Fortune」には、米国企業「World Centric」や「Fabri-Kal」を例に、植物や再生利用可能素材でつくられた容器に代替される可能性が書かれている。しかし、コストが高く、低所得層の暮らしを逼迫するのではという懸念がある。

一方で環境問題も深刻だ。50年前から比べると、今は20倍ものプラスチック製品がつくられていると「Science Alert」。ゴミの量は増え続けており、2050年には海洋生物の数よりもプラスチックゴミの方が多くなるだなんて試算もある。

環境と暮らしのバランスを考えた課題解決が必要とされる中、フランスの決断にはインパクトがある。けれど、本当に実現できるのだろうか?そう疑問を感じる声も少なくない。

Reference:Associated Press,Fortune,World Centric,Fabri-KaI,Science Alert