蓮舫 公式サイトより

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蓮舫さんは記憶違いとごまかしていますが、間違いなく二重国籍を自覚していたと思います。だって、日本の国籍法を変えようという動きに賛同していたぐらいなんですから」

 ある民進党議員の秘書によると、蓮舫氏はかつて二重国籍を認めるよう国籍法の改正を提案していた河野太郎(自民党衆院議員)に接近していたことがあり、表立っての応援はできなくとも、その提案自体に賛成の意思を示していたというのだ。

「昨年の内閣改造で河野さんが行政改革担当大臣になったとき、蓮舫さんは『行革を進めてきた思いは共有しているので、期待したい』とエールを送ったんですよ。河野さんが出した話が原発や五輪関連など55事業の仕分けで、蓮舫さんに似た感じもあって、党内からも『河野は自民党の蓮舫みたい』という声が飛んだほど。実は、この2人には共通の後援者がいて、5年ぐらい前には大阪市が事業仕分けをする際も、その人を介して2人が一緒に担当したんです。党を超えて仲良しの2人が、二重国籍の話をしていないわけがない」(前出秘書)

 河野氏は過去、二重国籍解禁に向けてのプロジェクトチームの座長を務め、ブログに「試案」を載せたところ、批判が殺到し、慌てて一部の記事などを削除したことがあった。その案は「日本国籍を持つ者が他の国籍を併せて保持することを認める」とし、父母の国籍が違う場合は両方の国籍を保持することができるというもの。これには「二重国籍を積極的に認めた方が、日本人が世界に雄飛しやすい」と言った自民党の猪口邦子だけでなく、民主党(当時)からも鳩山由紀夫や小宮山洋子ら、党を超えた賛同議員が多く集まっていたのだ。

「ところが当時、蓮舫さんら二重国籍の疑いがあった人たちは賛同者から外れていて、それを知っている人たちからは『このままじゃ、違法な状態だもんね』なんて陰口が聞かれたんです。現在の国会議員には、親が中国、韓国出身、もしくは在日という人がかなりいますから、そういう人たちが賛同者に名を連ねていなかったことで、むしろ二重国籍疑惑を濃くしたんです」(同)

 右翼系団体の機関紙、國民新聞は「帰化した議員」のリストを掲載したこともあり、内容が真実かどうかはさておき、各党の有名議員がズラリ並んでいた。

「右翼系だけでなく、蓮舫さんが二重国籍だったことは党内でも確信を持っていた人たちがいるので、代表選を前に党内リークがあった可能性も否定できない」と前出秘書。

 いずれにせよ、蓮舫氏がテレビでも取り上げられていた二重国籍問題に無関心だったとはとても思えず、あの返答の二転三転も動揺の証明。河野氏の二重国籍解禁案には、内心「私も該当」と思いながら、ひそかに法改正を期待していたとしてもおかしくはない。

 ただ、前出秘書によると、「なぜか今年になって、河野さんと蓮舫さんは仲たがいしたと聞いた」という。実際、8月30日に河野氏はブログで「戦わないリーダー」と題して、「政権を目指す政党は、参議院議員を党首には選ばない」と暗に蓮舫氏を批判。

「さあ、解散に追い込むわよ。私は参議院議員だから議席は失わないけれど、あなたたちみんな、議席を失うかもしれないリスクをかけて戦うのよ」

「さあ、解散する。私は参議院議員だから蚊帳の外だけど、みんなしっかり議席を勝ち取って帰ってきてほしい。私は安全地帯で待ってるわ」

 蓮舫氏の名前は明記されていないが、その女言葉で、まるで蓮舫氏がそう言っているようにしか見えない話を書いた。

「もともと仲良かったのに、何かがあったんでしょう。それが憎しみに変わって、個人攻撃をしたとしか思えない。一説には、二重国籍解禁を目指す河野さんが、蓮舫さんに堂々と解禁を訴えてほしかったのに、逃げ姿勢でこれを拒んだからだともいわれています」(前出秘書)

 真相はわからないが、蓮舫氏が二重国籍を自覚しながらトボけていたのならトンデモないタヌキで、たとえそうでなくても、この問題で発言がコロコロ変わったことはネット中で「ウソツキ」と批判されている。

 Twitterでは、民主党時代からの長年の支持者までが「蓮舫さんにはガッカリした」と書いているほど。二重国籍の是非よりも、他人を責めるときだけ強気な蓮舫氏のキャラへの批判のほうが強そうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)