やわらかい体は誰もが憧れるものです。体が硬いと動きにくいだけでなく、リンパの流れが悪くなりあちこちに滞りができてしまい、健康にもよくありません。少しでもすっきりとした体質にするために、体をやわらかくしていきましょう。

体をやわらかくするには体幹が必要

じつは、体をやわらかくするためには体幹が必要になります。ストレッチというと、筋肉や関節をやわらかくするイメージがあるかもしれませんが、体幹を使うことでより可動域を広げていくことができるのです。
そのため、体をやわらかくしたいのなら、ストレッチと同時に体幹を鍛えることも必要となります。逆に、すでに体がやわらかすぎて体幹がない人は、とてもケガをしやすいので筋力を付けて体を支える体幹を付けていかなければなりません。

ストレッチは立位がやりやすい

ストレッチはリラックスしてやるもの、だから座ったり寝転がってやると筋肉がゆるんで体もやわらかくなりやすい……そんなイメージがあるかもしれません。この方法でも、もちろん筋肉がほぐれてやわらかくなるかもしれません。しかし、関節や筋肉が硬い人は、体が硬直してしまいリラックスできにくいもの。座ったり寝転がっていると体幹を使いづらくなるので、立位でストレッチをする方がやりやすいのです。
前述したとおり体をやわらかくするためには体幹が必要です。だんだんと体幹がついてきてから、座って行うストレッチをとり入れてみましょう。

骨盤まわりで体を支えてあげる

体幹で一番注目すべき場所が、おへそから指三本下にある「丹田」と言われる箇所です。骨盤のちょうど中央に位置する丹田がしっかりと使えるようになると、上半身も下半身も支えることができるようになり、肩や腕、膝や足首といった関節の力をゆるめられます。無駄な力を入れないことも可動域を広げるポイントとなるので、体の中心部にある丹田を意識して、立位によるストレッチを行ってみましょう。

ストレッチしながら体幹を鍛える方法

体をやわらかくしたいとき、まずは股関節まわりが気になる人が多いのではないでしょうか? 足を大きく広げたり、曲げたりできる股関節は、さまざまな方向へ動く重要な関節です。股関節ストレッチで一番やりやすい方法は前屈ですが、立位で行うことで体幹も同時に鍛えられます。太ももの裏にある「ハムストリング」と言われる筋肉筋ものび、より関節の可動域を広げられます。
注意することは、立位の状態から両足を肩幅くらい、もしくは肩幅以上に大きく広げてから前屈をすること。背中を丸めないように股関節から体を折り曲げ、丹田のあたりを引き込むようにお腹の下をへこませましょう。ヒザの関節を少しゆるめて、足首に体重が乗らないよう少し前重心になりながら前屈するのがポイントです。
こうすることで、お腹に力が入りやすくその他の関節や筋肉をゆるめていけます。

立位で体幹を鍛えておくと座った状態でも姿勢がきれいになり、前屈をする際に腰でしっかりと上体を支えられます。キレイな姿勢をとれないと、いくら頑張ってストレッチをしてもなかなかやわらかくなりません。正しいやり方で体をやわらかくしていってくださいね。