鬱金(ウコン)は生姜に似ており、根茎にクルクミンが多く含まれている(Fotolia)

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 肝臓は体内から毒素を排出する最も重要な臓器で、消化・排泄・貯蔵と酸化還元反応等の働きをも持っており、正常に働かなくなると様々な支障が生じます。もし消化不良、疲労、躁鬱、目の乾燥、体臭、喉が渇く、頭皮の皮脂が多いなどの症状があれば、肝臓の具合が悪くなっているサインかもしれません。また、情緒不安定、耳鳴り、めまい、眠れない、大腸の出血なども肝機能が低下した時に現れます。

 では、肝臓を正常に働かせるために役立つ食べ物をご紹介しましょう。 

1.ウコン

ウコンの鶏揚げ定食(大紀元)

 

 ウコンに含まれるクルクミンは胆汁の分泌を促進し、内臓の炎症を抑え、肝臓の解毒機能を高めるほか、心臓の働きを強化する作用もあります。また、アルコールが肝臓に与えたダメージと脂肪代謝の負担を軽減する効果もあります。

 ウコンは水に溶けにくく体内に吸収されにくいので、レシチンを含む豆類と一緒に摂ることをお薦めします。

2.レバー

豚のレバー(ネット写真)

 

 レバーは優れたタンパク質、ビタミン、鉄分と葉酸等が多く含まれています。葉酸は細胞の再生を促す働きがあり、傷つきやすい肝細胞を修復して正常な状態に戻す作用があります。

 但し、肝疾患患者の場合、肝機能が弱っており、鉄分含量の高いレバーはコレステロールも比較的高いことから、過剰摂取すると却って健康を害してしまいます。そのため、肝疾患患者はレバー類を適度に摂取するよう注意しましょう。

3.ゴマ

黒ゴマ(Fotolia)

 

 ゴマには豊富なビタミンE、ミネラル、食物繊維が入っており、肝機能を強化させることができ、抗酸化作用と老化防止の効果に優れています。

4.ブロッコリースプラウト(Broccoli sprouts)

ブロッコリースプラウト(大紀元)

 

 ブロッコリーの種子を人為的に発芽させた新芽がブロッコリースプラウトです。アブラナ科の野菜に属し、フラボノイド、カロチノイド、スルフォラファン、インドールなどの栄養素を含んでおり、肝臓の解毒作用と抗がん作用の働きを助けます。

5.牡蠣

新鮮な牡蠣(大紀元)

 

 牡蠣とシジミにはタウリンが多く含まれており、肝臓の解毒機能を強化し、疲労を緩和させ、体力を向上させる働きがあります。実際、タウリンは肝炎治療として、また内科の治療薬としても使用されています。

 上述の食べ物を普段から摂っていれば健康な肝臓を保つのに役立ちます。一方、喫煙、飲酒、夜更かし、塩分と油分の多い食習慣や過労などは肝臓の負荷に加担する原因ですので、食事や生活習慣など、すべてにおいて、バランスを保つことが重要であると専門家は指摘しています。

(翻訳編集・潤)