虫歯や歯周病でなぜ「認知症リスク」がより高まるのか?

写真拡大

高齢化社会になり、現在65歳以上の人口の10%が認知症患者と推定されています。若年性認知症患者も入れるとその数はもっと大きくなり、今や身内や自分自身にも関わりが深い病気です。

認知症になると、歯の手入れができなくなることで虫歯や歯が失われる方が多いと言われています。しかし、それらを治療せずにいると虫歯の悪化だけでなく、認知症の症状も悪化させてしまう可能性があるというのです!

そこで今回は、相原歯科医院のサイトを参考に、認知症の症状を悪化させてしまう“歯のトラブルとその原因”をご紹介します。

 

■1:重度の歯周病

軽度の歯周病なら歯医者さんで歯石を取って貰えば終わりますが、重度になってしまうと脳にも影響があるのをご存知でしたか?

<永久歯を失う最大の原因である歯周病は、歯茎で慢性的に炎症が起きている状態です。その炎症で作られるサイトカイン(細胞間の情報伝達を司る物質)は、脳神経細胞に悪影響を与えると考えられています。>

歯周病を防ぐためには歯垢をためない様に毎日の歯磨きが最も大切になります。そして定期的に歯医者さんで歯石を取ってもらうようにしましょう。

 

■2:咀嚼がうまくできない

虫歯や歯が失われたことにより咀嚼がうまくできなくなると、脳の血流が減少してしまいます。

<ものを噛むと、脳の血流が増え、記憶を司る海馬も活性化することが分かっています。>

よく噛んで食べるということは、ダイエットに良いだけでなく脳の刺激にもなり認知症予防にも効果があるんですね。

ですので、ガムを噛むことも認知症予防に有効です。歯科用ガムは市販のガムより硬めに作られていて脳に刺激を与えるのに効果的です。ガムを噛む事でリラックス効果や集中力も回復するのでオススメですよ!

 

■3:満足に噛めず食生活に偏りがでる

認知症と食生活は深い関わりがあると言われていますが、歯が健康でなければ食事もバランス良く食べることができなくなってしまいますよね。

<満足に噛めない人は、当然のことながら何でもバランスよく食べるというわけにはいかなくなります。野菜や豆など認知症のリスクを下げる食べ物が特に苦手になりがちです。ビタミンなどの摂取不足で、認知症になりやすくなっている可能性はあります。>

歯が弱り硬いものが噛めなくなり柔らかいものばかりを食べることで、咀嚼の回数も減ってしまい食事も偏ってしまい、認知症になるリスクが高くなってしまいます。

歯が失われてしまったら、入れ歯やインプラントをしてしっかり咀嚼することができるように歯の環境を整えましょう。

 

いかがでしょうか、歯と認知症には深い関わりがあることを皆さんは知っていましたか?

虫歯にならないとなかなか行く機会のない歯医者さんですが、定期的に検診をして歯石を取ってもらったり、いつまでも健康な歯でいられるようにケアをすることが大切なんですね。是非この機会に、ご家族で歯科検診へ行ってみてはいかがでしょうか。

(ライター やまさきけいこ)

 

【関連記事】

※ 7割の人が知らなかった「大人が虫歯になる原因」とは?

※ 向き合いたくない親の老化「認知症」を早期に見つけたらやるべき事4つ

※ 財布を見れば認知症かが分かる!? 脳の衰えを加速させる「お金との関係」3つ

 

【Specialコンテンツ(PR)】

※ お鍋で作れる!? 夏バテ気味な身体にうれしい簡単「パエリア」

※ 知らなきゃ離婚問題に!? 夫婦で要チェック「更年期の基礎知識と対策」

※ 知らなきゃ損!今より「睡眠の質」を高めるための4つのポイント

 

【姉妹サイト】

※ 糖分摂りすぎてない!? たくさん食べても安心「果糖少なめ美容フルーツ」3つ

 

【参考】

※ 相原歯科医院ニュース - 相原歯科医院

 

【画像】

※ kurhan / Shutterstock