15日、中国新聞網によると、台湾で介護の仕事に従事する外国人就労者のセクハラ被害が深刻な問題となっている。写真は台北。

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2016年9月15日、中国新聞網によると、台湾で介護の仕事に従事する外国人就労者のセクハラ被害が深刻な問題となっている。

台湾衛生福利部のまとめによると、15年に被害を訴えた外国人は122人に上り、このうち90人が家庭で介護に従事する人だった。雇用主によるセクハラ被害が後を絶たない状況に台湾メディアからは「台湾の恥だ」との指摘が上がり、親民党所属の陳怡潔(チェン・イージエ)立法委員は就業関連の法規見直しを主張。陳氏は台湾が高齢化社会に向かっていることを挙げ、「介護の現場で働く外国人は年々増加しているのに、雇用主による性的事件は次々と起こる。国際社会の一員として恥ずかしい」などとして対応の厳格化を訴えている。

介護の分野で、台湾の外国人就労者に対する依存度はこの先さらに増す見込みだ。ただ、現行規定ではセクハラ行為を行った雇用主でも将来的に外国人を再雇用することが可能。このため、現在のままでは犯罪の再発防止は難しいと言われている。(翻訳・編集/野谷)