噂のラウンジはやっぱりイケていた!羽田空港キャセイパシフィック航空ラウンジ

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航空会社の空港ラウンジ──。そこは、ビジネスクラス以上の利用者や航空会社の上級会員が使うことができる、エクスクルーシブな空間です。

ゆったりできる空間と飲み物や食べ物が提供される、至れり尽くせりのラウンジは、運営する航空会社によって個性豊か。さまざまな空港にさまざまなラウンジがありますが、これが実に千差万別。「当たり」もあれば、ときには「期待外れ」もあります。

そんななか、利用者の満足度が高く、ラウンジ通たちからの評価が高いのが、羽田空港にあるキャセイパシフィック航空(以下、キャセイ)のラウンジです。キャセイは香港に拠点を置く航空会社で、2014年12月、外資系の航空会社として初めて羽田空港に専用のラウンジを設けたことでも話題になりました。

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「ラウンジで提供される担担麺が美味しい」「ロンドンの有名なデザイン会社が手がけた内装もかっこいい」──。

いったいどんな世界が広がっているのか!? そこで評判を聞くたびに気になっていた、ラウンジに潜入することにしました!

 

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■木目を基調としたあたたかみのある空間でフライト前のひとときを

 

というわけで、噂のラウンジの様子を紹介していくわけですが、その前にひとつ。

「ビジネスクラスとか利用しないし!」という方も多いと思いますが(筆者もです)、韓国・中国・台湾・香港路線のビジネスクラスは比較的リーズナブル。

たとえば、キャセイパシフィック航空グループのキャセイホリデージャパンが販売する、航空券と就航都市における宿泊を組み合わせたダイナミックパッケージでは、成田-香港間のビジネスクラス利用に、2泊のホテル宿泊が付き、10万円以下から利用できることも(空席状況による)。

また、キャセイはワンワールドアライアンスのメンバーで、たとえば日本航空の上級会員、ビジネスクラス利用時もキャセイのラウンジを利用することができます。筆者のように、ためておいたマイルをここぞとばかり使うのもあり、です。

では、ラウンジレポートをはじめていきましょう。

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ラウンジがあるのは、羽田空港国際線・制限エリアの本館とサテライト棟の間に立つ建物(別館)の最上階(6F)。

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エレベーターに乗ってわくわくと最上階のラウンジの受付へ。しっとり落ち着いた、エレガントなラウンジにテンションアップ! はやる気持ちをなんとかおさえ、クールな表情を作り、受付で搭乗券とラウンジパスを提示。いよいよ未知なる世界へと足を踏み入れます。

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総床面積990平米におよぶ、同ラウンジの設計を担当したのは、ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード率いる、「スタジオイルゼ」。床材にはライムストーン(石灰石)が敷き詰められるなど、自然素材をたっぷりと用い、洗練されていながらもあたたかみのある空間を意識したそう。スタイリッシュでありながら、自宅のリビングにいるような、アットホームな雰囲気もたたえています。木目を基調にしているためでしょうか。なんだかやさしい雰囲気が漂います。

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3方向から自然光が差し込む空間は明るく、開放的で、「五感にやさしく響く心地良さ」をテーマに天井や壁面にサクラ材を使用しているのも心にくい演出。

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さまざまな椅子やソファが並び、どこに座ろうか逡巡した挙句、たっぷり光が差し込む窓際の席に座ることにしました。陣地を確保したら、さあお楽しみの「特製担担麺」を食べるとしましょう。

 

■できたての麺料理を楽しめる「ザ・ヌードル・バー」!

 

ビジネスクラスラウンジは、飲食も楽しみのひとつ。それぞれの航空会社がそれぞれの色を発揮しています。キャセイのラウンジのシンボル的存在は本拠地・香港国際空港のラウンジでも大人気の、オーダー制でできたての麺料理がいただける「ザ・ヌードル・バー」。こちらも日本初上陸を果たしています(成田空港のラウンジにはありません)。

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時間帯によって提供される麺類は異なるのですが、「ザ・ヌードル・バー」の看板メニュー「担担麺」は、どの時間帯に行ってもいただけます。濃厚なゴマの香りともちもちの麺は、個性と洗練さをあわせもっていて熱烈なファンが多いというのも納得。

「ワンタン麺」や、今回は朝便を利用したため、お目にかかれなかったのですが、11時以降にいただける「鶏ザーサイ麺」「ジャージャー麺」も人気が高いとか。こちらもかなり気になります。ちなみに朝食の時間帯には香港の定番朝食「中華粥」や「和定食」もオーダー可能です。

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なお、香港国際空港にも2016年6月、3306平方メートルの面積を誇る「ザ・ピア」のビジネスクラスラウンジがリニューアルオープン。空間を「街の通り」と捉えたデザインコンセプトもしゃれています。

こちらでも「担担麺」がいただけるのですが、羽田空港のものとは使用する材料の関係上、味が異なります! 筆者の印象では、羽田空港のほうがより濃厚な印象。そんな味比べもキャセイのラウンジの魅力かもしれません。

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もうひとつ特筆すべきは、羽田空港のキャセイラウンジは、ホテルオークラのグループ会社であるホテルオークラエンタープライズが飲食サービスを担当しているということ。ホテルオークラ特製のカレーやフレンチトースト(17時まで)もいただけちゃうんです! 「フード・バー」でいただくサラダや前菜、パンも美味しそうで、ああもっと大きな胃袋があれば…。

ホテルオークラのオリジナルスパークリングワインなどアルコール類も充実。羽田空港のオリジナルカクテルもありますのでこちらも要チェックです。

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魅力的なメニュー(お酒含む)がいっぱいで、筆者は飛行機に乗る前にすっかりほろ酔いになってしまいました。

離れがたくついつい長居してしまいがちなラウンジだけに、くれぐれも飛行機に乗り遅れないようにご注意を(ただし、出発時間が近づくとラウンジのスタッフの方が声をかけてくれます)。

筆者は飲食に走ってしまいましたが、開放感があり、洗練された家具の置かれたラウンジは搭乗前にがっつり仕事をしたい人にもおすすめ。……毎回、利用できる身分になりたいものです。

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キャセイパシフィック航空 >> www.cathaypacific.co.jp

 

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(文/長谷川あや)

はせがわあや/エディター・ライター はせがわあや/エディター・ライター

出版社でスポーツ誌の編集に携わった後、フリーに。現在は、各種媒体に、食、旅、アート、エンタメなど、ライフスタイル系の記事を寄稿。雑誌・広報誌等の編集にも携わる。