「バストアップ」は生活習慣の見直しから!

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執筆:森 ジュンヤ(理学療法士)

「理想的で美しいバスト」

これは女性なら誰しも憧れてしまうものでしょう。年齢を重ねるとバストアップできない…と、諦めるのはちょっと早いかもしれません。じつは生活を見直すことでバストが垂れる原因をふせぎ、バストアップを図る秘訣が隠れています。


一体どういうことなのか、詳しくご紹介していきましょう。

バストが垂れる原因

バストが垂れてしまう原因には、年齢などからくるホルモンのバランスなども影響すると考えられていますが、

「生活習慣を見直すことでバストアップが期待できる」

といわれています。それではバストが垂れてしまう主な原因を見てみます。

原因1:ホルモンバランスが乱れている


女性のバストは皮膚、脂肪、乳腺という組織がメインです。そのほとんどを占めるのが脂肪と乳腺です。


脂肪と乳腺の割合はおよそ9:1とされます。脂肪が多いと大きさはあるものの柔らかく、垂れやすいバストになってしまうというのが一般的な見方です。一方で乳房自体のハリなどを保つためには乳腺が衰えないようにすることがポイントだといわれます。

乳腺は女性ホルモン(エストロゲン)の影響に左右されます。睡眠不足、食事の乱れ、精神的ストレスなどによってホルモンバランスが崩れると乳腺も影響されて、バストのハリが失われることにつながります。

原因2:姿勢が悪い


姿勢が良い人と猫背の人をイメージしてみてください。猫背の人は背中が丸まってその分だけ胸も丸くやや下を向いてしまいます。


バスト自体のハリ感の有無に関わらず姿勢の悪さは、バストの外見的な印象にも影響してしまいます。

原因3:バストを支える筋力が弱い


女性の乳房自体に筋肉がありません。ですが、その基礎となる胸筋という胸の筋肉が乳房を支える土台部分に存在します。そしてその筋肉と乳房を支えるのが「クーパー靭帯(じんたい)」というコラーゲンでできた靭帯です。


しっかりとした筋肉と、クーパー靭帯の適切な弾力性がバストをアップさせるかダウンさせるかのカギとなっています。

原因4:正しいブラジャーのつけ方をしていない


女性の必須アイテムであるブラジャーもバストに与える影響は大きいものです。サイズや付け方、つけるタイミングなどを押さえておくことがポイントです。

ノーブラなどで激しい運動をすると乳房を支えるクーパー靭帯などが緩くなると考えられています。ブラジャーを見直すというものバストアップには欠かせない要素となります。


いかがでしたでしょうか?バストが垂れる大まかな原因をみてきました。

このように理想のバストには年齢だけでなく環境的な原因が重なっています。逆をいえば環境的な原因、つまりライフスタイルや生活習慣に気をつけるだけで、バストアップが期待できるということになりますよね。

バストアップを目指す女性はぜひ、ご自身の生活習慣を見直すことから始めてみてください。また、バストアップ実践編は、本記事下にあるリンク『今日から始めるバストアップ!』をご覧ください。


【参考文献】
・厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要(http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf 2016年9月閲覧)
・農林水産省・食生活や食料消費の実態の調査結果・中間報告(http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pdf/siryo2-2.pdf 2016年9月閲覧)
・坂井建雄, 河原 克雅 (編):カラー図解 人体の正常構造と機能 全10巻縮刷版.日本医事新報.2012
・岡田隆(著):短時間で思い通りのカラダをつくる 筋トレボディメイク・メソッド.ナツメ社.2014
・川端理香(監):スポーツ選手の完全食事メニュー―プロも実践400レシピ. 西東社 .2007

<執筆者プロフィール>
森 ジュンヤ(もり・じゅんや)
理学療法士国家資格取得。急性期総合病院、回復期リハビリ専門病院、訪問看護ステーションにて臨床経験を経る(現在10年目)。専門分野は保健衛生分野。現在は医療関連記事、動物臨床医学、保健衛生学についての執筆を行う。