9月に入った今、真っ先に買いたいのはトレンチコート。まだ暑い日が続きますが、定番ブランドのアイテムは、欲しいと思った時には完売してしまうことが多いのです。前シーズンもトレンチを探していたものの、気がつけばどこも完売。無い、と言われたら欲しくなるのが性というもの。この秋こそは買い逃さないぞ! と、主要ブランドを試着調査してみました。

老舗ブランドの一生モノを清水買い?  旬のシルエットを選べる中堅の定番?

20代前半までは、お手頃なカジュアルブランドのトレンチをシーズン毎に選んでいましたが、そろそろアウターも上質なものを選びたい。老舗ブランドの一生モノをドーンと清水買いするか、旬のシルエットを選べる中堅の定番を買うか……と考えながら、フロアをウロウロ。

人気ブランドを綺麗に着れば、値崩れなくフリマアプリで売れる

悩んだ結果、「バーバリー」「サンローラン」などの一生モノは、価格的にもまだなかなか勇気が出ませんでした(なんせ20万超え!)。死ぬまで着られるであろう名品でも、途中で汚してしまったら? 服の趣味が変わってしまったら? など、不安要素はいくつもあります。

そこで、メルカリやフリルなどのフリマアプリで売価相場を検索してみました。これ、実は大物買いの時にこそオススメしたいテク。欲しいものを中古で安く買うだけでなく、「いざとなったら売る」時の指標がわかるんです。

調べた結果、定番ブランド且つクリーニング済みであれば、前シーズンのものでも定価とほぼ変わらない価格で売買されていることがわかりました。これなら、もし違和感がうまれた時にも気軽に手放せます。そんな観点から、ウートピ世代にオススメしたいのが下記のブランドです。

カジュアルにも着るなら 人気上昇中のHYKE

GREENのデザイナーが2013年に立ち上げた人気ブランドHYKE(ハイク)のトレンチは、やや暗めのトーンのベージュで着痩せも狙えます。3サイズ展開ですが、毎年欲しいと思う時期には全サイズ店頭から消えてしまう激戦アイテムです。光沢がなく、ハリの強い生地はワンピースにも、デニムにも合わせやすい一品。リュックやスニーカーに合わせてカジュアルにも楽しめます。

迷ったあげく、HYKEのトレンチコートを購入

小柄な人には絶対オススメ! サイズ豊富なbeautiful people

ライダースジャケットが有名なbeautiful peopleは、コンパクトなサイズが魅力。130〜160の4サイズ展開。身長別ではなく、好みのシルエットで選べます。130は細身ですっきりしていて小柄な方でも、コートに着られている感なく、腕も着丈もばっちりハマります。2016年モデルは、裏地がヒョウ柄なのが迷ってしまうポイントだったのですが、現在一部店舗にて、購入時にチェック柄の裏地がついてくるようです。キャンペーンは先着とのことなので、お早めに。ベージュの他、カーキもオススメです。

外回りが多いなら シワが付きにくいAquascutum

本場・英国の老舗ブランドAquascutumのトレンチは、少しシャープな印象のシルエット。ベージュの色味も優しく、顔周りを明るく見せてくれます。撥水性が高く、シワが付きにくい素材は、外回りが多い女性にも嬉しい。裏地が落ち着いたチェックで、悪目立ちしないところもポイントです。

膝下丈のスカートが増えたり、20代の頃とは少し冬服のスタメンが変わる頃。今一度、売り場が充実しているうちに、ベストなトレンチコートを探してみませんか?


【商品情報】
HYKE
http://www.hyke.jp/
beautiful people
https://beautiful-people.jp/
Aquascutum
https://aquascutum.jp/

(小沢あや)