17日、中国の歌手で俳優のキミ・チャオの自殺について、ネット上での言葉の暴力やメディアの虚偽報道が心の大きな負担になっていたことをスタッフが明かしている。

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2016年9月17日、中国の歌手で俳優のキミ・チャオ(喬任梁)の自殺について、ネット上での言葉の暴力やメディアの虚偽報道が心の大きな負担になっていたことをスタッフが明かしている。新浪が伝えた。

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16日夜、キミ・チャオの訃報が世間を大きく驚かせた。28歳のキミ・チャオは05年、数々の人気俳優を生み出したオーディション番組で優勝し、07年にデビュー。近年はドラマ「傾城の皇妃〜乱世を駆ける愛と野望〜」や、映画シリーズ「小時代」など、数々の人気作品に出演していた。死因が自殺だったこと、ここ数年はうつ病で苦しんでいたことが明らかになり、ネットユーザーに大きな衝撃を与えている。

キミ・チャオのスタッフによると、ここ数年は不眠に悩まされていたが、さらにネット上での言葉の暴力やメディアの虚偽報道といった出来事が重なり、次第に状態が悪くなっていた。うつ病の治療をしながら仕事を続けていたものの、真面目なタイプのキミ・チャオは、周囲に病気を隠したまま仕事現場では自分に完璧さを求めるあまり、状態を悪化させることに。このため、ここ1年は仕事量を減らし、そのせいか最近では笑顔を見せることが多くなっていた。インタビューに答えたスタッフは、「最近ではかなり良くなって、『希望が見えてきた』と喜んでいたのに」と、突然の自殺によりスタッフ全員が大きな打撃を受けていることを明かしている。

キミ・チャオの所属事務所は17日、声明文を発表し、うつ病と戦っていたことや、思いがけない自殺で衝撃を受けていることを明らかに。「全員がこの事実を受け止めることができず、あまりに残酷な現実に感情を言葉では言い表せない」と、ショックの大きさを伝えている。(翻訳・編集/Mathilda)