苦しむこと=いいことではない 後編【マインドフルネスでいまを生きる】

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とはいえ、私自身も編集者として働いていた頃は、締め切り前になると睡眠時間が著しく少なくなり、1週間で7時間しか寝ていない、なんてこともありました。それでもどうにか乗り切っていたのは、瞑想を習慣にしていたからだとおもいます。アーユルヴェーダでは休息=睡眠あるいは瞑想です。瞑想を日常的に行うことで必要な休息が得られ、心身がベストな状態を保つことで一定期間であれば多少の無理ができたのかもしれません。
また、忙しくて睡眠時間をきちんととれない時期であっても、瞑想だけは行っていました。睡眠時間が足りなくても、瞑想によって短時間で心身を休ませることができるからです。「忙しくて瞑想の時間が取れない」とよく聞くのですが、忙しいときこそ瞑想が役に立ちます。
瞑想というと難しそうに聞こえるかもしれませんが、今この瞬間の呼吸に意識を向けて、ただそれを観つづける。それも瞑想です。
「無になること」が瞑想だと思われがちですが、大事なのは結果ではなく呼吸をただ観察するというプロセスです。途中でなにか考えがわいてきて注意がそれることがあるかもしれません。それに気づいたらまた、呼吸に戻ればいいのです。私の瞑想の先生は「うまくいかなかったと思える瞑想ほどいい瞑想だ」と言っていました。つまり、自分の意識が逸れたこと、いろいろなことを考えたり思ったりしている自分に気づいていることが大事、ということです。
また、瞑想はひとつのことを続ける練習でもありますから、集中力も自然と養われます。1日5分でもいいので、自分の呼吸に意識を向ける時間をつくると、生活に変化がでるとおもいます。
今日の1枚:
からりとした空気が心地のいい時季ですね。朝晩はだいぶ涼しくなりました。夏の疲れが出てくる頃です。滋養のあるものを食べ、しっかり睡眠をとって体力を回復させましょう。
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