1年に一度、最も優れた文具に贈られる名誉ある賞「日本文具大賞」。ペン型のハサミ「ペンカットミニ」や以前「おためし新商品ナビ」でも紹介した「デルガード」など、大ヒット商品も数多く受賞している。そんな「第25回日本文具大賞2016」でデザイン部門優秀賞を受賞したのがカール事務器株式会社(東京都葛飾区)から発売の『シキルイタ』。一見するとただのL字型の仕切板だが、普通のブックエンドと何が違うのか?実際に試してみた!

■スタイリッシュで軽いのに、安定感抜群!

 

『シキルイタ』(小/中/大・10色展開・販売予想価格1,500円/1,800円/2,000円・2016年9月発売)は、L字型をした一見普通のブックエンドに見えるが、さり気ないのに凛とした佇まいなのだ。

封を開けて手に取った瞬間から、硬くてしっかりしていると直感的に感じた。プラスチック製のブックエンドよりも重く、スチール(鉄)製よりも軽い。独特の質感と洗練されたきれいな色味も目を惹く。『シキルイタ』の最大の特長は、アルミ素材なので錆びにくく、スチール製より強度を約3割アップして丈夫なのにスリムでスタイリッシュということだ。

我が家には分厚い本がたくさんあり、100円均一で買った小さいスチールのブックエンドが曲がりそうになることもよくあるが、この『シキルイタ』は本当に丈夫で折れたり曲がったりする心配を全く感じさせないのだ。

 

記者の家には安定したブックエンドがなかったので、分厚い本は壁に立てかけ、もう一方に本を並べ何とか立てていた。しかし真っ直ぐ本を立てなければ、本が曲がってしまう経験は誰しもがあるのではないだろうか。『シキルイタ』一個で安定性抜群なので、もう本が変なカーブを描く必要もない。

 

従来のブックエンドはL字でもデザイン性に優れていない物が多く、本の間に挟むためだけの命だったが、『シキルイタ』はスタイリッシュなデザインで、10色展開。サイズは大中小の3種類展開なので、様々な収納シーンに合わせて使うことができる。

 

例えばチェストの中に立てるだけで、小物を用途ごとに分類できるし、タンスの中においておけば、子供でもまっすぐ服を並べることができるだろう。きれいに並んだ服をいつまでも眺めていたくなるに違いない。

 

リビングの景観も邪魔せず、本を立てることもできる。

 

キッチンでは、いくつかの『シキルイタ』を並べて、フライパンや鍋を立てて置くのにも使える。もちろん棚を仕切って、今までは転がっていたキッチンペーパーを高く積み上げることも可能だ。お皿を縦に置くのは、アルミで滑るということもあり、危なっかしいのでやめた方がいいと感じた。キッチンの引出し内でお皿が転がる心配がないのなら別だが。

 

 

注意するポイントとしては、『シキルイタ』の縁が処理はしてあるが角張っており、触れると若干痛い。また、暗い色は手で触ると皮脂が目立つので、気になる人は薄い色を買うのが良さそう。

一度買ったらかなり長持ちすることが期待されるこの『シキルイタ』で、本棚だけでなく家中を整理整頓してみてはいかがだろうか。