13日、離婚訴訟を続けてきた韓国の夫婦が家庭裁判所の裁判官から受け取った風変わりな離婚宣告文が話題だ。資料写真。

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2016年9月13日、韓国・東亜日報によると、離婚訴訟を続けてきた韓国の夫婦が家庭裁判所の裁判官から受け取った風変わりな離婚宣告文が話題だ。

通常、裁判官による離婚決定文は「原告と被告とを離婚する」といった1文であることが多いが、ソウル家裁キム・ジヨン裁判官が7カ月間担当した夫婦に送った決定文は1通の手紙のようだ。文はこう始まる。「1審の手続きがこのように長引き申し訳ありません。お子さんが小さく2人がお若いため、裁判所が軽々しく判断することは難しく、より良い措置を追求し今日に至ってしまったことをご理解ください」。

続けて、「2人はたとえ夫婦としての縁を終えそれぞれの道を歩むとしても、なお子どもに対して温かな両親で居続けてくれると信じているし、そうしてもらいたい」「つらい訴訟中にも旅行に出掛け、子どものために努力してくれた2人の心掛けに感謝する」とつづった。決定を不服として上訴する場合の手続きを説明する文章にも配慮が感じられる。

そしてキム裁判官は、夫婦の再出発の成功を祈りつつ、2人の離婚を次のように宣言した。「お子さんと2人の健康と心の平和をお祈りします。この間、本当にお疲れさまでした。『原告と被告とを離婚する』」。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「変わってはいるけど、親しみやすいし民主的だね」
「何より権威的じゃないのがいい」
「人を心から愛することのできる裁判官さんを尊敬する」
「他の国の判決文みたいだ」

「こういう方がたくさん出てくれば、世の中も少しずつ変わるんじゃないかな」
「韓国の未来の最高裁長官だ!」
「心にじーんと来て涙が出た」
「こういう裁判官が韓国に何人いるかな?」

「これからも今の心を忘れないでほしい」
「感動した。離婚のない社会になるといいな」
「キム判事、汚い金を受け取っている裁判官や検事、弁護士、国会議員、そして大統領府秘書官たちの教化もお願いします」(翻訳・編集/吉金)