【オトナの社会科見学】知っているようで知らない、100年ブランド「スバル」の雑学10選(2)

写真拡大

2017年に、アルファベットのSUBARUへと社名変更することを発表した富士重工業。

今回、創業100周年の節目を機に、大きな変貌を遂げようとする同社の生産拠点に潜入。100年ブランドとしての新たな一歩を刻もうとしているスバルにまつわる雑学を探してきました。今回はその第2弾。

<関連記事>
【オトナの社会科見学】知っているようで知らない、100年ブランドSUBARUの雑学10選(1)

■年間10万人もの人々が工場見学に訪れる!

6.群馬製作所 矢島工場にはトミ・マキネンのサインがある

かつて「インプレッサ」でWRC(世界ラリー選手権)に参戦し、活躍したフィンランド出身の元ラリードライバー、トミ・マキネン。マキネンといえば三菱の「ランサー・エボリューション」をドライブしていたイメージが強いのですが、晩年は自らスバルを選び、ワークスドライバーとしての集大成を飾りました。

そのマキネンがサインしたボンネットが、実は矢島製作所にありました。懐かしくて、ちょっとウルッときてしまいますね。

スバル雑学 マキネンがここ群馬県にやってきたのですね。感動

 

7.実は富士重工業には“テストドライバー”がいなかった?

群馬製作所の本工場には、小さいながらもテストコースが併設されています。ちなみに富士重工業はほかに、栃木県の佐野市にあるスバル研究実験センターにも、巨大なテストコースを保有しています。

さて、驚きの事実。スバルの自動車開発チームには、“テストドライバー”がいないのだとか! どうやって開発するの? と驚かれたことでしょう。実は、開発スタッフがテストドライバーを兼務しているのです。つまり、開発スタッフは“走れる人”が多いのです。一般的には、開発スタッフとテストドライバーが連携してクルマを開発します。その時「走ってみてどうだった?」的な密接なコミュニケーションが不可欠ですが、富士重工業は開発者自らが走ることで、課題をブレイクスルーしているのです。

スバル雑学 テストドライバーかと思いきや、その正体は開発スタッフでした!

 

8.工場見学になんと年間10万人が訪れる!

なんと、富士重工業は年間10万人もの工場見学者を受け入れています。ちょっとしたアミューズメントパーク!? そのために、2003年7月15日には、スバルビジターセンターをオープン。歴代のモデルを展示するほか、センター内では同社の個性的な技術や安全への取り組みなどを紹介しているほか、工場見学への拠点としています。

ちなみに、今回取材と称して同行した夏休み特別企画「スバルスピリットにふれる! 工場見学ツアー」には、40名の定員に対し1600人もの申し込みがあったのだとか。実に倍率は40倍! この夏もスバル人気は熱かった。ちなみに工場見学の申し込みはコチラから。

スバル雑学 夏休み特別企画の一場面、はい集合写真を撮るから、みんな並んで!

 

9.工場見学では電気自動車のステラが活躍

その工場見学で使われている電気自動車が、これ。なんと、富士重工業が2009年から発売していた「プラグイン ステラ」が活躍していたのです。サファリパークを見学する車両と同じようにオープンボディに改装され、見学者を乗せて力強く、そして静かに構内を回るのです。ちなみに当時の市販車の価格は、472万5000円でした。

スバル雑学 生産ラインをクルマが流れる中、工場見学は進むのです

 

10.イマドキの工場見学はSNS対応だった

イマドキの工場見学は「見ただけ」では終わりではありません。見たもの、感じたもの、感心したものをSNSにシェアすることは、もはや当然。そうすることで、スバルのスピリットが拡散されるというものです。

そこで、見学ルートの一部には、SNSでシェアするためのボードが用意されています。もはやこれは、カラオケルームのタンバリン、銭湯のコーヒー牛乳(ちょっと古い)のような存在。ぜひ活用したいものです。

スバル雑学 こういったボードが用意されていて、チェックインやシェアがはかどります

 

いかがでしたか? 実は自称スバルファンの私でも、知らないことがたくさんあったスバルの雑学。

新しい「インプレッサ」も登場し、ますます攻勢を強める富士重工業。新生SUBARUの今後にも、ますます期待がふくらみます!<完>

(文/ブンタ、写真/グラブ)

<関連記事>
【オトナの社会科見学】スバル・ドライビング・アカデミーでテストドライバー1日体験!
【レガシィ アウトバック試乗】クルマ趣味人が見る“スバルの旗艦”の魅力とは?
【試乗】スバル直系“STI”の注目株!オレンジがアクセントのXV