真の“赤ヘル戦士”になれたのは誰だ!?

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 25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島。今季は広島の街を大いに沸かせたが、とくに注目されたのが生え抜きの存在。1番から8番まで全員が自前で育てた選手だとOB解説者もカープファンも鼻高々だ。

 しかし、もちろん広島には他球団からやってきた移籍組もいる。そんな彼らの今季成績はどうだったのだろうか?

(※成績は9月13日時点。黒田博樹や新井貴浩などの出戻り組、自前で獲得した外国人選手は除く)

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■一岡竜司

一岡竜司(投手/25歳)
23試合:1勝1敗1ホールド/防御率2.18

 2014年、巨人にFA移籍した大竹寛の人的補償で広島にやってきた一岡。昨季、今季とケガが多く思うように投げられていないが、移籍初年度に大活躍し、リリーフ陣復興の旗印となった。CS、日本シリーズへ向けて急ピッチで調子を上げたい。

■江草仁貴

江草仁貴(投手/36歳)
8試合:0勝0敗1ホールド/防御率6.00

 阪神を経て西武に所属した後、2012年に嶋重宣とのトレードで広島に入団。早いもので在籍5年目だが、広島では目立った活躍はできていない。しかし、今季は2軍で19試合に登板(14.1回)し自責点0の快投中。まだまだ腕はなまっていないはず。広島出身。

■小野淳平

小野淳平(投手/29歳)
6試合:0勝0敗/防御率7.36

 2013年に青木高広とのトレードで巨人から入団。2013、2014年は20試合前後に登板していたが、昨季は1軍登板なしで今季も1軍では奮わず。正念場。

■久本祐一

久本祐一(投手/37歳)
1試合:0勝0敗/防御率45.00

 中日から戦力外通告を受け、2013年に広島に入団したベテラン左腕。いきなり43試合に登板し、防御率3.00の活躍を見せたが、翌年にトミー・ジョン手術。昨季は育成契約となり、ようやく支配下登録を経て1軍に帰ってきたが、7月29日のDeNA戦で1回5失点の乱調。たった1試合で2軍降格。崖っぷち。

■佐藤祥万

佐藤祥万(投手/27歳)
2試合:0勝0敗/防御率7.71

 2014年オフに日本ハムから戦力外通告を受け、トライアウトを経て広島に入団した左腕。今季は2軍で26試合に登板、23.1回を投げて防御率1.54の好投を見せており、復活の気配。1軍リリーフ陣は安定しているものの、左腕が不足しているため、なんとか食い込みたい。

■エクトル・ルナ

エクトル・ルナ(内野手/36歳)
58試合:打率.284(215打数61安打)/3本塁打/1打点/6盗塁

 今季、中日から加入。開幕では4番を任され、春先の好スタートの原動力となった。しかし、ケガで降格した隙に他の外国人選手が大活躍してしまい、枠の都合上、1軍と2軍を行ったり来たり。それでも出場すれば、コンスタントにヒットを放ち、チームの勝利に貢献した。CSでの出場はあるのか!?

■赤松真人

赤松真人(外野手/34歳)
87試合:打率.368(19打数7安打)/0本塁打/3打点/12盗塁

 2008年、阪神にFA移籍した新井貴浩の人的補償でカープにやってきた赤松。ここ数年は代走の切り札、守備の切り札として存在感を増しており、今季も要所で好走塁を決めてチームに勢いをもたらした。その走塁技術には定評があり、菊池涼介や丸佳浩も教えを受けているという。ここまでくれば、ほぼ生え抜きと変わらない!

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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