「日本の新幹線導入は決まっていない」=タイ外務省の報道官が発言―中国メディア資料写真。

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2016年9月17日、環球網は、中国メディア著名人代表団と会談したタイ外務省の報道官が、日本とタイがバンコクとチェンマイを結ぶ約700キロメートルの高速鉄道計画に新幹線を導入することで合意したとする報道を否定したと報じた。

記事によると、Sek Wannamethee報道官は、日中が争うタイ国内の高速鉄道プロジェクトについて、「タイ政府はバンコク−チェンマイの高速鉄道プロジェクトの最終的な依頼先を日本に決めたわけではない。日本はタイでの高速鉄道建設の実現可能性について研究しているが、これはまだタイ国内での審査過程にあり、日本の落札が確定しているわけではない。タイ政府もこの路線の建設を決定したわけではない」と語ったという。

今年8月には、同プロジェクトに新幹線方式を導入することでタイと日本が覚書を締結し、2018年に着工する計画であると、日中や海外のメディアが報じていた。

同報道官は、タイは現在、北は中国昆明市、南はシンガポールまでつながる中国との高速鉄道プロジェクトを優先に考えているとした。同プロジェクトは早ければ年内にも着工する予定。一部で報じられたマレー半島を横断する「クラ地峡運河」の建設については、「両国政府間によるプロジェクトだと誤解されているが事実ではない。双方がこのことについて接触したことはない」と否定したという。(翻訳・編集/北田)