今日は満月!食欲が増す人も…「満月の日」に気をつけたいこと3つ

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女性の生理周期は月の周期と同じく基本的に28日。そして生理を月経とも呼ぶのは、それだけ女性の体と月の周期に強い関連性が昔から見られたためではないでしょうか。

かつては満月に生理が始まると言い伝えられてきましたが、今は生活習慣の多様化から、そのリズムも個人差があります。しかし満月、もしくは満月から3日以内に生理が始まる女性が多いというのは、筆者がこれまで約20年にわたって延べ3万人以上のクライアント様と関わった中で感じたことです。やはり月の満ち欠けと生理周期、そして女性の気持ちの変化には何らかの関係がありそうです。

そこで今回は、健康管理士そして心理カウンセラーでもある筆者が、満月が近くなるとつい女性がやりがちなため、気をつけたいことを3つご紹介します。

■1:食欲が増加して食べ過ぎてしまう

満月から生理が始まる場合、生理前の女性はプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになります。黄体ホルモンは子宮内膜を厚くして子宮が妊娠に適した状態にするため、食欲を刺激したり水分や栄養素を吸収しやすくします。

その上、食欲が増すのもこの時期の特徴。なぜなら私たち人類の歴史上、空腹を感じる、何か食べたいと思った時にすぐ食べ物があるという時期は、ここ100年ほどのこと。それまでは“いつ食べられるか分からない”という時代が数千年も続いていたため、子孫を残すにはこの時期に食欲を増して、十分な栄養素を体にため込む必要があったからです。

しかしその本能的な食欲は今の時代には必要ありません。ナッツなどできるだけ噛みごたえのあるものを、よく噛んで食べることで食べ過ぎを防ぐ工夫をしましょう。

■2:普段は食べないのに……甘いものが食べたい!

満月付近に生理になるサイクルの人は、それに伴って気持ちも不安定になりがち。甘いものなど血糖値を急上昇させる食品は一時的に脳の報酬系を刺激し、気持ちの落ち込みや不安を解消してくれるため、この時期はやたらと甘いものが欲しくなり、普段控えている人でも“つい”口にしてしまいます。

しかし甘いものは、その時“だけ”の快楽を得ることはできても、数時間でまた気持ちの落ち込みなどを引き起こしてしまいます。かといってその気持ちを抑え込んで我慢してしまうのもストレスですよね。そんな時はドライフルーツなど、自然な甘味を美味しく食べて気持ちを落ち着けましょう。

■3.せっかくの休日をダラダラと過ごしてしまって、罪悪感を感じる

月経周期に伴って、この時期は身体のダルさなどから、せっかくの休日をダラダラと過ごし、SNSで他人の充実したかに見える投稿を見てもっと落ち込んでしまうことはありませんか?「あれもこれもしようと思ったに、何もできなかった……」夕方になるとそんな罪悪感に苛まれる人もいます。

これもホルモンバランスの変化による影響です。今の時代ならではの落ち込む原因ですが、SNSにアップされているのは他人の生活のほんの“一部”。ダラダラと過ごした休日も自分の生活の一部で、必要な休息だということに気が付きましょう。

一般的に満月の時期には、食欲や性欲といった動物的な本能が強くなると言われています。月の満ち欠けと生理周期についても科学的には未だ途上ではありますが、長い人類の歴史から得られた“知恵”であり、古くから知られる知恵は、わたしたちが心地よく生活するためにも参考にできるところがありそうです。

【筆者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

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※ Somchai Som / shutterstock