16日、潘基文国連事務総長が韓国の丁世均国会議長や与野3党院内代表と面談した模様について、韓国メディア・世界日報は、「潘氏が自身の別名である『ぬるぬるのウナギ』らしい対応を見せた」と伝えた。写真は潘基文氏の肖像画。

写真拡大

2016年9月16日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が韓国の丁世均(チョン・セギュン)国会議長や与野3党院内代表と面談した模様について、韓国メディア・世界日報は、「潘氏が自身の別名である『ぬるぬるのウナギ』らしい対応を見せた」と伝えた。

潘氏は15日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で国会議長らと面談した。報道陣に公開された冒頭部分では訪問団と和やかにあいさつを交わす様子が見られたが、非公開会合に入ると、韓国の次期大統領選を意識した発言が双方から次々と飛び出した。

与党セヌリ党の鄭鎭碩(チョン・ジンソク)院内代表は「今のわが国には潘事務総長の経験と統治力を必要とする難題が多い」とし、事実上、潘氏に対し与党からの大統領選への出馬依頼と取れる発言をした。これに即答を避けながらもまんざらでもない表情を浮かべた潘氏に、鄭氏が「帰国したら国民に大々的に報告すべきでは」と畳み掛けると、潘氏は「そういう機会があるといい」と答えたという。

このやりとりを見ていた野党「共に民主党」の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表からは、「鄭院内代表が念頭に置いているような行動をされるのですか」とけん制球が飛んだ。潘氏はこれには答えず、ただ笑顔を浮かべるのみだった。

今年いっぱいで国連事務総長の任期を終える潘氏の帰国時期にも話題が及んだ。潘氏は「(来年)1月中旬より前には戻る予定」と回答。すると鄭氏は「すべての発言を大統領選と結び付けようというのは記者たちの考え」としながらも、早期の大統領選出馬への可能性を示唆するものと受け止めたのか、満足げな表情を浮かべた。

潘氏の韓国での別名は「油ウナギ」、ぬるぬるしてつかみどころがないという意味だ。記事は潘氏がこの面談で見せた姿勢について、「大統領選への挑戦など敏感な質問については与野が良い方に受け止められるようにしながらも、ずっしりとした余韻を残す言動を駆使した」とし、「やはり油ウナギ」との見出しで伝えた。

これに、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられている。

「油ウナギ、自分でも大統領の器じゃないと分かってるよね」
「韓国に帰国したら、北朝鮮と行き来して平和に関する仕事だけして。今後この国の大統領は、無能な人では駄目なんだ」
「心配するな。出馬しようがしまいが投票しない」

「慰安婦問題の韓日合意に賛成したやつが韓国に来られると思うなよ。親日派政府と同クラスだ」
「国連と韓国を同じと思ったら間違い」
「ウナギは褒め過ぎ。ドジョウだ」

「もう家でぐっすり休んでくれ!あなたの出馬はこの国に新たな悲劇をもたらす」
「油ウナギ氏、退任後はウナギ食堂でもやったらどう?」
「今の韓国にぬるぬる逃げるのがうまい大統領は要らない。最後まで責任を持つ大統領が必要なんだ」(翻訳・編集/吉金)