アンダー世代の飛躍へ…注目の久保建英を擁するU-16日本代表がU-17W杯出場を目指す《AFC U-16選手権》

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▽15日、U-17ワールドカップ(W杯)の出場権を懸けた、AFC U-16選手権がインドで開幕した。日本が所属するグループBは16日に開幕を迎える。

▽2014年に行われた前回大会は、MF堂安律(ガンバ大阪)、DF冨安健洋(アビスパ福岡)、MF佐々木匠(ベガルタ仙台)、MF菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)といった今シーズントップチームでプレーしている選手らを擁したものの、2004年の日本開催以来5大会ぶりにベスト4に入れず、2015年のU-17W杯出場権を逃していた。

▽過去2度の優勝を誇る日本は、ベトナム、オーストラリア、キルギスと同居。グループ2位に入り、準々決勝に勝利してベスト4に入ることができれば、来年のU-17W杯への出場権を得ることができる。

▽今回のメンバーで最も注目を集めるのは、バルセロナのカンテラでプレーした経験があり、現在はFC東京U-18でプレーするFW久保建英だろう。16日にはトップチーム2種登録が発表されるなど、中学生ながら大きな期待を寄せられている。

▽バルセロナでも認められている実力は圧巻の一言。パス、ドリブル、シュートと基本的なスキルの高さはもちろんのこと、メンタル面がとにかくずば抜けているように感じる。テクニックの部分だけでなく、相手DFに囲まれた際の落ち着いた判断力にも注目だ。

▽その他、このチームの得点源ともなっているFW棚橋尭士(横浜F・マリノスユース)、FW中村敬斗(三菱養和SCユース)、キャプテンを務めるGK谷晃生(ガンバ大阪)、久保と同じくトップチームに2種登録されたMF平川怜(FC東京)にも注目だ。

▽グループ内のライバルはシード国のオーストラリアだ。同国代表としても活躍し、スコットランドの名門・レンジャーズで長らくプレーしたトニー・ヴィドマー監督が率いるチームだ。

▽前回大会はベスト4入りするなど、若い世代も力をつけている状況。A代表同様にフィジカルの強さと恵まれた体格を持っているため、日本としてはしっかりとグループステージで叩いておきたい相手となる。

▽U-20W杯の出場を逃し続け、先のリオ・デジャネイロ オリンピックでもグループステージで敗退。育成年代の是非が問われている状況の日本サッカー界だが、期待を寄せられる久保を中心にU-17W杯出場、アジア制覇、さらには2020年の東京オリンピックに向けた一歩を踏み出せるか。初戦のベトナム戦は、16日(金)23時30分にキックオフを迎える。