管碧玲氏

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(台北 16日 中央社)日本の民進党の新代表に蓮舫氏が選出されたことを受け、台湾の与党・民主進歩党の管碧玲立法委員(国会議員)は15日、祝意を示す一方、日本の民進党はもともと中国大陸寄りの政党であるため、静観する必要があると警戒。また、台湾人は蓮舫氏が好きだが、台湾の国際的地位に関して言うべきことは言わなければならないと語った。

管氏は、「蓮舫氏は以前、中華民国は中華人民共和国に引き継がれたため、自分の国籍は(日本籍の取得に伴い)自動的に喪失していると述べた」と指摘した上で、この見方は間違っており、「台湾をひどく傷つけた」と非難した。さらに、蓮舫氏の主張は中国大陸側の論調であって、日本政府すらそのような立場はとっていないと強調。考えを改めるよう求めた。

蓮舫氏は党代表選で、日本と中華民国(台湾)の二重国籍疑惑が持ち上がり、メディアに対して日本が中華民国と断交した1972年以降、自身の国籍は形式上「中国」になっていると説明。中国(「中華人民共和国」)の法律が適用された場合、日本籍を取得した時点で「中国」の国籍を自動的に喪失しているため、二重国籍には当たらないと主張していた。

一方、日本メディアによると、日本の法務省は15日、「国籍事務において、台湾出身者の人に中国の法律を適用していない」との見解を示している。

台湾の民進党は同日、「台湾と関係の深い蓮舫氏が両党の交流を深化させ、台日の関係を強化することを期待する」と述べ、当選に祝意を表明した。

(王承中/編集:杉野浩司)