多彩なブースはゲームと現実を繋ぐ「橋」となる:東京ゲームショウ2016ギャラリー

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9月15日(木)から18日(日)まで開催される「東京ゲームショウ2016」。会場で披露される新作ゲームやゲーム機器に注目が集まりがちだが、ゲームショウの楽しみとはそれだけではない。展示ブースのデザインを通じてゲームの世界を知ることもできるのだ。

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2/11カプコンブースの『バイオハザード7』。不穏な洋館がリアリティを喚起する。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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3/11DMMブースの『刀剣乱舞』。来場者は和室に正座で試遊を行った。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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4/11インテルブースの『フィギュアヘッズ』。動作拡大型スーツには実際に搭乗し手を動かすことができる。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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5/11ディースリー・パブリッシャーブースの『地球防衛軍5』。ステージ下手の巨大な存在は同作に登場する異星人である。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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6/11エピック・ウォーブースの『モバイルストライク』。ガチャガチャやプリクラ、フォトブースなど参加型のコンテンツが多く展示された。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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7/11アソビモブース。ステージ下手ではシャワーのように降り注ぐ水に映像が投影されている。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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8/11コナミの『遊戯王 デュエルリンクス』ブース。スマートフォンを模した巨大タッチスクリーンにより、スワイプやタッチの操作感が強調される。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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9/11セガブースの『龍が如く6』。有名俳優からの花が並び、ゲームショウらしからぬ光景が広がる。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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10/11コーエーテクモブースの『仁王』。ゲームに登場する怨霊鬼の巨大な頭部が壁から姿を現わす。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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11/11ソニー・インタラクティブエンタテインメントブース。天井まで伸びたスクリーンにより迫力のある演出が行われた。PHOTOGRAPH BY JUNICHI HIGASHIYAMA

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日本最大のゲームイヴェント、「東京ゲームショウ2016」が開催されている。9月15日(木)〜18日(日)までの4日間となる今回は「VRコーナー」が新設され、30社以上が参加。その他のブースにもVRやAR技術を取り入れた展示は多くみられ、最新VR技術の見本市としても非常に興味深いものとなっている。

しかし、東京ゲームショウの見所は最新のソフトやゲーム機器だけではない。もちろん最新のVR技術が取り入れられたゲームを体験するのは非常にエキサイティングだが、ゲームショウの会場でしか見られないものもたくさんある。そう、それは絢爛豪華な衣装に身を包んだ見目麗しいコンパニオン…ではなく、展示ブースのセットデザインだ。

いまやブースデザインはゲームの印象を決める重要な要素となっているのかもしれない。各企業が自慢のゲームをアピールするためにつくったブースは多種多様、その魅力を表現する方法もさまざまだ。VR技術がヘッドマウントディスプレイなどのデヴァイスによってプレイヤーを画面へと没入させることで、ゲームの世界を身近に感じさせているのだとすれば、ブースデザインはその逆を行く。意匠を凝らした美術セットによってゲームの世界を現実に召喚し、来場者とゲームの世界を近づけているのだ。

ゲームの世界観を伝えるために、実際に建物をつくってしまうというブースもいくつかみられた。たとえば、2Kの『マフィア III』ブースは、ブースというより映画館が建っているといった方が適切だ。カプコンの『バイオハザード7』ブースも同様で、不気味な洋館がそびえ立っているという方が相応しいだろう。もちろん、表現の方法は建物をつくることだけではない。実際に搭乗できる巨大ロボットがいるブース、滝のように水が流れるブース、ガチャガチャが置いてあるブース。アプローチはさまざまだ。

ここに掲載したブースはほんの一部に過ぎない。なにせ今回の出展社数は過去最大の614社、出展社の国・地域は37カ国と多岐にわたっている。「VR元年」と呼ばれる2016年だが、残念なことに、いまのところブースデザインを体感するにはヴァーチャルでとはいえず、現地に足を運ぶしかない。4日間しか現れない、ゲームから出てきたような空間。そこでぼくらは、「ゲームのような現実」と「現実のようなゲーム」を往復することになるだろう。

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