二方を油土塀で囲まれた、東西25m、南北10mの長方形の白砂の庭

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臨済宗妙心寺派の寺院。1450(宝徳2)年、細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受けて創建した禅寺、龍安寺(りょうあんじ)。1499(明応8)年には方丈が再建され、その際に築造されたというのが石庭で知られる方丈庭園。白砂の庭に15個の石を5・2・3・2・3に配置した枯山水の庭で、別名“虎の子渡しの庭”とも呼ばれている。その横に秀吉が賞賛したと伝わる侘助椿がある。1994年、古都京都の文化財として、世界文化遺産にも登録された。

【写真を見る】春は桜、秋は紅葉と、鏡容池の絶景も見どころの一つ

■ 文化財

<方丈(重要文化財)>火災により焼失後、塔頭寺院・西源院の方丈を移築。1606(慶長11)年建築。

<方丈庭園(特別名勝)>いつ、誰が、なんのために造ったのかよくわかっておらず、謎が多い庭園。

■ その他の見どころ

西源院 龍安寺の境内にある湯豆腐店。四季折々に美しい日本庭園を眺めながら、世界遺産の中で味わう贅沢を満喫できる。生麩やシイタケなどが入った七草湯豆腐(1500円)や。精進料理が付いたコース(3300円)をぜひ。電話:075-462-4742/時間:10時〜17時(LO16時30分)/休み:なし/座席80席。

■ 紅葉

ヤマモミジ、カエデなど約400本。見ごろ11月下旬から12月上旬。山門から方丈へと続く砂利道や石段、鏡容池周辺などが赤や黄色の美しい色に包まれる。

■ 桜

ソメイヨシノなど約400本。見ごろ3月下旬〜4月中旬。方丈庭園の石庭で、油土塀越しに咲くベニシダレザクラは見事。

■ 混雑状況

<昼>境内は広いので、全体的にはゆったり。石庭がある方丈は拝観時間も長く込み合うことも。

<夜>拝観不可。

【関西ウォーカー編集部】