国籍や民族の違いを問わず、人は誰でも幸せな結婚生活を夢見るものだ。しかしそれと同じくらい多くの人が結婚生活の難しさを体験しているのも事実であり、国際結婚であれば、同じ民族間の結婚生活とは違った難しさが生じることもあるだろう。

 香港メディアの鳳凰網はこのほど、日本人男性に嫁いで日本で生活する中国人女性たちが直面している問題について紹介し、問題の多くは言語の違いから生じていると伝えている。

 記事は日本で通訳関係の仕事に従事する中国人の考察を紹介。その考察によれば、日本人男性と結婚し、日本で生活している中国人女性のなかには「子どもに中国語を教えず、自分も日本語を学ばない人」もおり、日本語が話せない母親を「恥」だと感じる子どもたちがいることを説明した。

 また、言語という障害や文化の相違が家族内の感情的な絆の欠如を招き、多くの家庭で矛盾が生じているだけでなく、最後には大きなトラブルにまで発展する事例があると紹介。また日本語で自分の心の中の繊細な思いを表現できない中国人女性たちが孤独を感じている点にも言及した。

 十分なコミュニケーションが取れない相手との結婚生活に多くの困難が伴うのは想像に難くない。記事は日本語が話せない中国人の母親と中国語が話せない子供の関係に生じる問題に言及しているが、子どもが自分の母親に敬意を抱けないというのは確かに深刻な問題であり、国際結婚はもちろん各々の自由ではあるものの、幸福な家庭づくりにはコミュニケーションが必要不可欠であることがよく分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)