Officeユーザーにおすすめ! EdgeでもChromeでも使えるOffice Onlineの拡張機能

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Microsoft Edgeが拡張機能に対応した。まだ数は少ないが、さっそくリリースされたOffice Onlineの拡張機能は、Officeユーザーにおすすめだ。

そこで今回は、Edge版のOffice Onlineの拡張機能を紹介しよう。なお、同じ拡張機能はGoogle Chrome用にもリリースされている。

●拡張機能に対応したMicrosoft Edge
Windows 10の標準WebブラウザはMicrosoft Edge(以下、Edge)だ。Webブラウザ全体に占めるシェアはまだまだ少ない。
しかし、Microsoftとしては、Internet Explorerを徐々に終わらせて、Edgeに移行する方針には変わりないようだ。

ただし、Edgeそのものにも魅力がなければ、なかなかスムーズに移行が進まないのも事実だろう。手書き機能など面白い機能もあるが、ライバルとなるChromeを圧倒する何かがないと、シェアを奪うのは難しい気がする。

そうはいってもMicrosoftは、着々とEdgeの機能強化は続けている。
特に、Windows 10 Anniversary Updateで実施された拡張機能への対応は大きい。

右上の[詳細]ボタンをクリックし、[拡張機能]を選択し、[ストアから拡張機能を取得する]を選択すると、Windowsストアが起動して、Edge用の拡張機能をインストールできる。インストール方法は、ストアアプリとまったく同じだ。


[詳細]ボタンをクリックしたら、[拡張機能]を選択する。



[ストアから拡張機能を取得する]をクリックする。



Windowsストアが起動してEdgeで利用できる拡張機能が一覧表示される。まだ数は少ない。



Office Onlineの拡張機能。ストアアプリと同じ手順でインストールする。


●Office Onlineの拡張機能はEdgeでもChromeでも利用可能
まだ数は少ないEdgeの拡張機能だが、Officeユーザーには、Office Onlineの拡張機能が特におすすめだ。

インストールすると、メニューにOffice Onlineが追加される。
Word、Excel、PowerPoint、OneNote、SwayのファイルをOffice Onlineを使って作成・編集できるようになる。
OneDriveのファイルを扱うのが基本だが、ローカルファイルを指定し、Office Onlineにアップロードして編集することもできる。

なお、Office Onlineの拡張機能は、Chrome用にもリリースされている。機能はEdge版と変わらないので、Chromeユーザーは、そちらを利用するとよいだろう。


メニューにOffice Onlineが追加される。



利用するには、最初にOffice Onlineにサインインする必要がある。



サインインするとファイルの履歴が表示される。



履歴からファイルを選択すると、Office Onlineのアプリで編集可能になる。画面はWord Onlineだ。もちろん、ここからクライアント版のWordを起動して、編集することもできる。



各アプリケーションのファイルを新規作成することも可能。



Google Chromeでも、Office Onlineの拡張機能を利用できる。機能はEdge版と変わらない。



井上健語(フリーランスライター)