15日、韓国・毎日経済は、日本の相撲人気と比べ、存在感を失いつつある韓国の伝統相撲「シルム」の今後を憂える記事を報じた。写真は日本の大相撲。

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2016年9月15日、韓国・毎日経済は、日本の相撲人気と比べ、存在感を失いつつある韓国の伝統相撲「シルム」の今後を憂える記事を報じた。

14日から、韓国は正月と並ぶ名節・秋夕(日本の盆に当たる)の連休に入った。こうした盆や正月に集まる家族の楽しみといえばテレビのシルム中継、1980〜90年代には視聴率が60%を超える取組もあったという。しかしそれは一昔前の話、2000年代初めごろから観客の減少が顕著となってプロチームの解散なども続き、今では名節以外にシルムを見るのも難しくなっているほどだ。

一方、日本の相撲はプロ野球と共に「日本人が最も愛するスポーツの一つ」だと記事は紹介、バブル崩壊に続く経済不況から相撲ファンが激減するなど1990年代半ばに危機はあったものの、日本相撲協会は「伝統」を強調することで危機を脱したと説明した。相撲の貴重な文化遺産としての側面を強調することで、遺産を守ろうという意識を広めたとの解説だ。また、力士が幼稚園や小学校を継続的に訪問するなど将来のファン獲得にも積極的に乗り出しているだけでなく、全力士の半数ほどを外国人が占め、「日本の相撲は世界化にも成功したとの評価を受けている」と強調、「国民のスポーツとして君臨する相撲に、学べる点は学ぶべきではないか」と呼び掛けた。

これについて韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「相撲だけじゃない。東洋の芸術家とあがめられる芸者vs韓国人にも後ろ指さされる妓生(朝鮮時代の芸妓)、世界が熱狂する侍vs朝鮮の士である花郎…韓国は金にならなければ捨てられるのが伝統といえば伝統だな。韓国人の忍耐力で伝統を守るなんて絶対無理」
「うまくいっている時にやたらと稼ぎ、将来の準備をしないで現状維持!韓国のつぶれる団体は決まってこうだよ」

「韓国は何でも『協会』が絡むと駄目になる。不正天国だから」
「シルムをテレビで見ても、伝統の重みみたいなものがまったく感じられない。ただの村のイベントみたいだよ」
「相撲は伝統のしきたりを守って行われる。力士のまげや行司の服装もね。シルムは審判の服が変だし、力士の髪もそれぞれ自由。こんなのは伝統じゃなくて国籍不明のスポーツ」

「技のシルムは見ていて面白かったけど、ただ体で押しまくるだけのチェ・ホンマンみたいな人たちが出てきてつまらなくなった」
「それでもテコンドーよりは面白いよ」
「先進国と開発途上国の違いだろ」
「伝統を大事に守ろうとする国民の意識が、日本と比べてはるかに劣っているのが一番の要因だ」(翻訳・編集/吉金)