サケの川登りも本番強さなのか(画像は実験でも使用された「アスタビータe」)

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アスタリール株式会社は2016年9月14日、アスタキサンチンを配合したサプリメントを摂取した人は、摂取していない人に比べ心身の疲労が改善し、さらに強い疲労感を覚える作業のミスが減少したとする研究結果を発表した。

アスタキサンチンは「カロテノイド」の一種で、エビやカニなどの甲殻類の殻や、甲殻類を餌としているサケやタイなどに含まれる成分。カロテノイドの中でも高い抗酸化力を持つとされ、近年注目されている。

実験では、25歳〜64歳までの健康な男女39人を対象に、同社のアスタキサンチン配合サプリメント「アスタビータe」を8週間摂取するグループ(20人)と、偽薬を8週間摂取するグループ(19人)に分類。

実験前、4週目、8週目に疲労状態の検査や精神的、肉体的負荷試験を実施し、両グループの結果を比較した。

疲労状態は日本疲労学会の「抗疲労臨床評価ガイドライン」をもとにアンケートを実施。精神的負荷テストは一桁の足し算を15分間続ける連続計算を2回、肉体的負荷は自転車エルゴメーターによる30分間の自転車走行、となっている。

その結果、アスタキサンチンを摂取していたグループは、8週間目の時点で疲労状態が有意に改善されており、特に連続計算や自転車走行後の「疲れの感覚」が低下していた。また、精神的疲労に起因するとみられる「イライラした感覚」や、肉体的疲労に関係する「体の軽快さ」も、摂取グループで改善が見られたという。

連続計算の作業量(回答した数)や自転車走行の距離は、グループ間で差は見られなかったが、連続計算の誤答数は、2回目で摂取グループのほうが少なくなっていた。

同社は、アスタキサンチンを摂取することで疲労が軽減されるだけでなく、後半になってもミスの数が増加せず、開始直後のパフォーマンスを維持できることを示唆しているとし、「大事な試合や第一志望の試験で最後まで実力を出し切るため、肉体と脳の持久力をサポートする成分としても期待できる」とコメントしている。研究は、16年7月末に発行された「臨床医薬」32巻 7号に掲載された。

(Aging Style)