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国立社会保障・人口問題研究所は9月15日、2015年に実施した「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」の結果を公表した。夫婦調査は妻の年齢が50歳未満の夫婦を対象(回答者は妻)に、6,598票の有効回答を得た。

○夫婦の理想子ども数、予定子ども数とも過去最低に

夫婦にたずねた理想的な子どもの数(理想子ども数)の平均値は、前回調査より0.1人低下し、これまででもっとも低い2.32人となった。夫婦が実際に持つつもりの子どもの数(予定子ども数)の平均値も前回調査に引き続き低下し、2.01人と過去最低になった。

夫婦の予定子ども数が理想子ども数を下回る理由として最も多いのは、「子育てや教育にお金がかかりすぎる」(合計56.3%)であり、とくに妻の年齢35歳未満の若い層では8割前後の高い選択率となっている。また、30歳代では「自分の仕事に差し支える」「これ以上、育児の心理的・肉体的負担に耐えられない」という回答が他の年齢層に比べて多い。

理想は1人以上だが予定子ども数が0人という夫婦では、その差の理由として「欲しいけれどもできない」の選択率が74.0%となっている。理想を3人以上としている夫婦では、理想通りの子ども数を持たない理由として「お金がかかりすぎる」を挙げる割合がもっとも高い。次いで、「高年齢で生むのはいや」「これ以上、育児の心理的・肉体的負担に耐えられない」「仕事に差し支える」「家が狭い」等の理由を挙げる割合が高い。