「餃子は酢だけでいい!」と中国の友人が言うから試してみたら…目からウロコのウマさやないか!! もう、昔の私には戻れないわ…

写真拡大


食べ物のことではやたらと盛り上がることの多いPouch編集部。先日、激論となったのはコレ。「餃子には何をつけて食べる?」問題です。

何をつけて食べるかって、そんなもの「小皿に醤油、お酢、ラー油を混ぜる」に決まってるでしょう。……と思いきや、編集部の百村モモはこう力説。お酢一択です、と。

なんでも中国人の友人にそう聞いて、試してみたところすごくおいしくて、それ以来、餃子はお酢でしか食べないのだというのです。

お酢だけって酸っぱすぎないんだろうか……。失礼ながら、いくら本場の中国の方が言ってるとはいえ、すぐには賛同できかねます。これは実際に自分でも試してみようじゃないですか。

【2種類のタレで食べてみた!】

というわけでやってきたのは近所の某大衆中華チェーン。「3割うまい!!」という謎キャッチコピーでおなじみのあのお店です。

さっそく餃子を注文。小皿に醤油・お酢・ラー油を混ぜたバージョンとお酢のみのバージョン、2種類のタレを作ります。

まずは「醤油・お酢・ラー油」のタレから。……うん、これまで食べ慣れてきた味。改めておいしいかどうか考えるまでもなく、「この味でいいんだ」という安心感のようなものがありますね。

続いてお酢のみでいただきます。……こ、これはさっぱり!! 餃子の油っぽい感じがいい具合にお酢で中和されてくどさが軽減されてる! 

「醤油・お酢・ラー油」よりはダイレクトに酸っぱさを感じるけれど、それがいいアクセントになって、より食欲がそそられます。

さすが中国4000年の歴史。本場の方が言うことはもっともですね!(手のひら返し早い)

【中国では実際のところどうなの?】

それにしても、本当に中国ではお酢だけで餃子を食べるものなんでしょうか。中国に住んでいたことがあるという姉妹メディア・ロケットニュース24の記者、沢井メグさんにも尋ねてみました。

「お酢で食べますよ! ただし、日本の白いお酢ではなくて、向こうの『香醋(こうず)』と呼ばれる黒いお酢です。餃子ってコッテリしてるイメージだけど、お酢をつけるとパクパクいけちゃいますよね!! 私は香醋+辣酱(唐辛子ペースト)が好きです」

メグさんが見せてくれたのは、「鎮江香醋(ちんこうこうず)」という黒酢。中国江蘇省鎮江市の名産として知られ、上海ガニや餃子などの点心などを食べるときには欠かせない調味料のようです。黒酢と白いお酢の違いはあれど、中国ではお酢のみで餃子を食べるというのは本当なんですね!

【酢コショウ……そういうのもあるのか】

そしてここで、さらなる意見が! 私が今回の検証前に、「餃子ってお酢だけで食べるとおいしいって知ってた?」とさっそく仕入れた情報をツウぶって知人にぶちかましたところ、「え、今の流行は酢コショウじゃないの?」と言われたのです。

す、酢コショウ! そういうのもあるのか!! せっかくなので酢コショウバージョンも食べてみたところ……あ、私、酢コショウがいちばん好きかもしれない……!!

この「酢コショウ」での食べ方、テレビ番組『マツコの知らない世界』や、ドラマ『孤独のグルメ』でも出てきたそうで、ネットではやってみたという人も多数。お酢の酸味に加えコショウのピリピリが効いてて、さっぱり感がさらにアップ! これならいくつでも食べられちゃいそうです。

【餃子の魅力、再確認】

私としては、好きな順番で言うなら「酢コショウ」→「酢オンリー」→「醤油・お酢・ラー油」の順。次に餃子を食べる機会があったらぜひ皆さんも試してみてください。

それにしても、こうしてタレで味を変えられるところも餃子の魅力。中に入れる具、焼く・茹でる・蒸すといった調理法、つけるタレで数えきれないほどのパターンになるだなんて、やっぱり餃子って奥が深い食べ物ですね。

Photo:沢井メグ(鎮江香醋のみ)
撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

画像をもっと見る