15日、韓国・ニュース1は、「秋夕連休、家庭内暴力注意報」との見出しで、普段からわだかまりを抱えた家族や親戚が一堂に会す連休は家庭内の暴力事件が起こりやすい危険な時期と報じた。資料写真。

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2016年9月15日、韓国・ニュース1は、「秋夕連休、家庭内暴力注意報」との見出しで、普段からわだかまりを抱えた家族や親戚が一堂に会す連休は家庭内の暴力事件が起こりやすい危険な時期と報じた。日本の盆に当たる韓国の「秋夕」は正月と並ぶ名節で、今年は14日からの3日間、週末にかけて5日間の連休となる人が多い。

韓国警察庁によると、15年の秋夕連休(9月26〜29日)の4日間に緊急通報された家庭内暴力事件は1日平均996件、9月1カ月の平均(706件)と比べ41.1%増加している。13・14年も同様に秋夕期間は通常に比べ30%余り事件が増加する傾向にあったが、実数では13年が776件、14年が920件で、年々増加傾向にあることが分かる。今年もこの傾向が続けば、1日の通報件数が1000件を超えることも予想される。

警察は、秋夕連休に家庭内での事件が急増する原因として、家族間の財産争いや価値観・生活環境の違いなどを挙げている。めったに顔を合わせることのない親戚同士が集まることで、摩擦やいさかいが生じるのだ。また専門家らは、男性には故郷へ向かうための長距離運転、女性には嫁ぎ先での家事など、連休ならではのストレスが原因でささいな言い争いが暴力に発展し得ると警告する。

警察は今月5〜18日の2週間、「秋夕名節 総合治安対策」を推進しパトロール強化などの対策を取っているが、今年は早速15日、「連休に実家に帰りたい」と言った妻に夫が暴行を加えた事件が報じられた。

これについて韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「連休は家族だけでどこかに遊びに行った方がいい。親戚と会ったところでろくなことがない」
「うちは名節をなくすことにしたよ。楽に生きよう」
「そんな中、うちの前の家は朝の6時から庭でけんかしてる」
「行き来のない親戚なんてただの他人」

「夫の実家にいるのは本当に嫌だ」
「正月とか秋夕とか、古くさくて疲れるだけの名節なんてなくしてしまおう」
「うちは名節でなくてもけんかしてるから、名節はより激しくけんかする日になる。名節なんて大嫌い」
「名節の連休は恐怖でしかない。わざわざ集まって祝う必要があるのか疑問だ」

「名節はお祝いの日のはずなのに、喜んでるのは小さい子どもだけというのは皮肉だな」
「やはり一人が天国」
「遠くにいる親戚よりも近くにいる隣人の方が大事。兄弟間でも金がなければ無視されるし」(翻訳・編集/吉金)