働く人のほとんどが野菜不足 野菜が足りないとカラダはどうなる?

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十分食べていると思っていた野菜・・・実は多くの人が野菜不足

厚生労働省が毎年発表している「国民健康・栄養調査」によると、直近5年間(平成22年〜26年)の1日あたりの成人の平均野菜摂取量はほとんど変化しておらず、目標の350gを大きく下回っているという結果がでました。
この結果、みなさんはどんな風に捉えているでしょうか?

近年はかなり『野菜を食べよう』という風潮が広がっております。
コンビニなどへいくとかなり『野菜』を売りにしている商品が目につきます。
野菜ジュースなどがその代表格かもしれません。


ビジネスマンの4人に1人は野菜が足りていると回答

厚労省の調査では『野菜が足りていない』という結果が出ていましたが、驚くことにカゴメが行った働き盛りの30代〜40代のビジネスマンに行った意識調査で4人に一人は『野菜が足りている』と答えた事のです。

しかし内情はお粗末な物です。『野菜が足りている』と答えた方の実際に食べている量を確認したところ、ほとんどの人が目標である350gには至っていなかったということです。
野菜を摂取していない現代人、改めて野菜が不足すると我々のカラダはどうなってしまうのかを見ていきましょう。


野菜類が不足すると我々のカラダはどうなってしまうのか?

野菜や海藻、きのこ類などが不足するとカラダはどうなってしまうのでしょうか?
このような物をきちんと摂取しないと、ミネラル、ビタミン、繊維質が不足します。
ミネラルは多量ミネラルと微量ミネラルに分けられますが、カルシウムやマグネシウムに代表される多量ミネラルは骨や歯などの骨格の構成成分になる重要な栄養素です。
また、鉄、亜鉛に代表される微量ミネラルはエネルギーの産生や新陳代謝促進など、体内で行われる様々な化学反応に不可欠な栄養素です。


ビタミン・ミネラル・食物繊維はカラダの機能を正常化させる

ビタミンは言うまでも無いと思いますが、様々な種類のビタミンが体内で働き、カラダを正常に機能させたり、維持したりするのに必要なものです。
水溶性のビタミンは体内で使われないと排泄されるので毎日摂取するのが望ましいとされています。

そして近年話題の食物繊維は海藻などに含まれる水溶性食物繊維と野菜などに含まれる不溶性食物繊維に分けられますが、水溶性食物繊維は消化速度の抑制、血糖値の急上昇防止、コレステロールの吸収抑制、血圧低下などの働きがあります。
不溶性は腸の蠕動運動の促進や有害物質の排泄など両方とも健康なカラダを維持するには必要不可欠、現代人の体調を考えると積極的に摂取したいものの1つです。

このように野菜類に含まれているものはストレス疲労と肉体疲労という2つの疲労に襲われる現代人にとってはある意味、毎日のように口にしている脂質、糖質、タンパク質よりも意識してとるべきものだということがわかると思います。


日本の伝統!具だくさん味噌汁で健康管理を

では具体的にどのようにすれば野菜をしっかりと取れるでしょうか?
一日の目標の350gを摂取するためには生野菜ばかりだとカサが増えてしまいとても食べられません。
ゆでたり、煮込んだりする温野菜を上手に使うと良いでしょう。

具体的にオススメなのは何と言っても『具だくさん味噌汁』です。
野菜、海藻、キノコなどは何を入れてもほぼ大丈夫です。
また味噌という発酵食品を使うことでカラダにとっては大きなプラス。
料理が苦手な男性でも鍋が1つあれば簡単に作れます。
また、冬にむけては鍋料理も野菜をたっぷり取れる料理で、手もかからないのでおすすめです。
野菜=生野菜というイメージも強いと思いますが、簡単、手間いらずな温野菜料理で栄養バランスをしっかりととっておきましょう。
食は命なり、です。


【早川 弘太:健康コンサルタント】


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