保温・保冷可能なステンレスボトルは2012年に軽量モデルが登場してから持ち歩きにも活用されるようになったが、やはり不安なのはカバンの中で漏れてしまうことだ。そんな不安を一掃するのがオートロック機能を採用した『ステンレスミニボトル<サハラマグ>MMX-A020/A030』である。

■とにかく軽量、わずか120g/150gで持ち運べるステンレスボトル!


冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいままで長時間楽しめるステンレスボトルは便利で、近年は軽量化したことでカバンの中に入れて持ち歩いている人も多い。大体のモデルはしっかりフタを閉めれば漏れにくいものだが、うっかり中途半端な締め方をして漏れてしまうと、ちょっとした惨劇である。ノートPCなどを入れていたら、それはもうおおごと。


そんな不安を退治するかのように現れたのが、このタイガー魔法瓶『ステンレスミニボトル<サハラマグ>MMX-A020/A030』(0.20L/0.30L・希望小売価格 税抜4,800円/5,300円・2016年9月1日発売)。「夢重力(むじゅうりょく)ボトル」と呼ばれる軽量さの光るシリーズで、今回のモデルは2010年製に比べてさらに約16%の軽量化に成功したというからすごい。


実際に持ってみるとわかるが、これで保温・保冷が可能なのかと疑いたくなるくらい、とにかく軽い。『ステンレスミニボトル<サハラマグ>MMX-A020』は200mlタイプで約120g。『ステンレスミニボトル<サハラマグ>MMX-A030』は300mlタイプで約150g。もちろん中身を入れて持ち運ぶわけなので、それぞれ120g+200g=320g、150g+300g=450gとなる。特に「MMX-A020」の方はペットボトルと大差ない感覚だ。

 

それでいて実際に保冷・保温機能は通常のステンレスボトルと変わらない。6時間持ち運びしても冷たいまま、温かいままドリンクを楽しめた。

 

カラーリングはミントグリーンとパウダーピンク、スノーホワイトの3色展開。本体は丸洗い可能で錆びにくく、カバンに出し入れしやすいスリムなストレートデザイン。

■ フタを閉めれば自動でロックされて不要な中身漏れ事故を防止してくれる!


内部はなめらかで光沢のあるスーパークリーン加工で汚れやニオイが付きにくいのが売り。マットな質感のステンレスボトルだと洗っても汚れが落ちているのかどうか、今ひとつ確認しづらいが、これはもともとがピカピカ素材なので、洗えたかどうかが一発で目視できるのも意外と便利。


実際に飲む際にはチャイルドロック的な、ボタンを下げたところで押し上げるという手順を踏む必要があり、慣れるまでは少々手間取る。

ただ閉めるとカチッと音がしてガッチリ閉まるのは安心感が高い。これが「オートロック機能」で、一旦閉まると逆さにして振っても中身が漏れることはない。カバンの中で絶対漏らしたくないなら、この安心感は絶大だ。漏れる気配さえ感じない。


通勤通学などの途上でサッとカバンから取り出して、一口だけ飲んでまたロックするという使い方に適している。バスや電車などの乗り物に乗っているときの、ちょっとのどを潤したい時に使うのが非常に便利だった。クスリやサプリなどを飲みたいときも、すぐに一口飲めるのは思うより便利である。

 

今までは正直ちょっと重いし、街には自販機も多いから別にステンレスボトル持ち歩きの必要を感じなかった記者だが、『ステンレスミニボトル<サハラマグ>MMX-A020/A030』を使うことによって、飲みたいものをベストな温度でちびりちびり飲めるという快感に目覚めてしまった。

 

ただその場合でも「MMX-A030」は少々重い。使い勝手のバランスが最高に良いと感じたのは「MMX-A020」の方だ。暑い中で使ったのだが、氷を入れておくとカラカラ音がしてしまうのが少々うっとうしいが、非常に便利である。飲むときに鼻にフタの裏が当たってしまうと最初のうちは勘違いしていたが、もっと深くオープンできることに途中で気づいたので、その問題も解決した。

■まとめ:価格は少々高めだが、ライフスタイルが変わるほど便利!


ステンレスボトルという性質上、アウトドア使用なども可能だが、この容量では少々心もとないと思うので、街中使用がベストな製品だと感じた。中でも「MMX-A020」は200mlと一昔前の缶ジュースの容量であり、氷を入れればさらに容量は減る。通勤通学での短時間使用に最も適しているのではないか。

特に朝、自宅でお気に入りのドリンクを補充し、職場のデスクなどでも引き続き使用するのに最適だ。水分をぶちまけると大変なことになるコンピュータサイドでも安心して置いておけるし、ランチや休憩のタイミングでドリンクを購入して中身を入れ替えることも可能だ。乳製品などでなければ、サッとすすぐだけでも十分きれいになる。

しっかり手入れしたい場合は、フタの部分を分解可能。パッキン機能のあるゴム部分も取り外して洗えるのが清潔好きにはうれしいところ。

ここまで検証して問題と感じたのはコストのみ。どちらも約5,000円というのは購入に勇気が要る価格。節約面で考えると、1日150円のペットボトルを購入していたのを切り替えるとすると、33回以上、一ヶ月以上毎日使用してやっと元が取れる計算となる。そこだけ熟慮が必要だと感じたが、ライフスタイルを変えてでも使用したくなる、そんな製品だった。