11日、韓国メディアによると、韓国のガス安全公社が、消防士の空気呼吸器に使う空気ボンベの空気充填機を開発する際、消防士用ではなく潜水士用として安全実験を行っていた事実が明らかとなった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。

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2016年9月11日、韓国・KBSによると、韓国のガス安全公社が、消防士の命綱ともいえる空気呼吸器に使う空気ボンベの空気充填(じゅうてん)機を開発する際、消防士用ではなく潜水士用として安全実験を行っていた事実が明らかとなった。

消防士が使う空気ボンベは繊維素材でできているため、圧力が掛かって爆発した場合は鋭い破片が周りに飛び散り、安全に脅威を与える。そのため空気充填施設は厚さ12センチ以上のコンクリートの壁を備えていなければならないが、このような防護壁のある消防署は全国でわずか1%に過ぎないという。

爆発時の危険を防ぐため、ガス安全公社は今年、新たな空気充填機を開発した。しかし、安全実験を行う際、消防士用の空気ボンベの代わりに、破片が飛び散らないアルミニウム素材でできた潜水士用の空気ボンベを使用していたことが明らかとなった。

潜水士用の空気ボンベを使用した理由について、開発業者関係者は「消防士用の容器が爆発する圧力を予測するのはとても難しいため、爆発が起こりやすい潜水士用の容器を使用した」と明らかにした。ガス安全公社は2カ月前、同製品が消防士用の空気ボンベでも安全に使えると発表していた。

ガス安全公社関係者は「潜水士用の容器で実験しても、十分に安全性を担保できる」と話した。しかし、ガス安全公社はKBSの取材開始後すぐに安全装置を強化し、消防士用の容器で安全実験を行ったという。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「命に直結する安全実験は真面目に行ってほしい。事故が起きてからでは遅い」
「人の命を助ける消防士の装備を適当に扱うなんて許せない」

「関係者は何があっても119番通報をするな!」
「韓国の安全不感症は本当に深刻」

「韓国では真面目に生きている人がバカを見る。政府が率先して詐欺を働くから…」
「これが後進国の現実」

「安全公社があっても何の意味もない。大統領が国民の生活と安全に関心がないのだから」
「これだから愛国心を持たない若者が増えていく」
「この国は完全に腐っている。国が管理する機関は全部同じ状態だから」(翻訳・編集/堂本)