15日、韓国メディアによると、韓国政府が北朝鮮の5度目の核実験の証拠となる放射性物質「キセノン」の探知を行ったものの、結局観測に失敗した。資料写真。

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2016年9月15日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国政府が北朝鮮の5度目の核実験の証拠となる放射性物質「キセノン」の探知を行ったものの、結局観測に失敗した。

韓国原子力安全委員会(原安委)は、北朝鮮の核実験によって大気中に放出された可能性のある放射性キセノンを探知するため陸上・海上・上空から空気を採取し分析を行ったが、5度の作業でも検出できなかった。キセノン131など今回検出対象となった4種の放射性同位体は、ウラン235、プルトニウム239が核分裂する際に生成されるもので、核実験が実施された証拠となる。また同位体の比率によって北朝鮮の核爆弾製造の方式を知ることもできる。しかし、キセノンは半減期が5日前後と短く大気中に拡散する性質があることから、核実験直後の早い時期に探知でなければ検出できる可能性は低い。

原安委は、核実験が行われた北朝鮮の咸鏡北道吉州郡豊渓里が硬い花こう岩地帯である上、地下700メートルの地点で実験が行われたため、放射性物質が空気中に放出されなかった可能性が高いとみている。

韓国は北朝鮮の核実験に際しても放射性キセノンの探知を試みたがいずれも失敗に終わっている。4度目の核実験後には一部観測できたものの量が少なく有意義な結果は得られなかった。

これについて韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「どっちにしても北朝鮮は核保有国」
「韓国は口では世界最強の国防力だが…」
「また誰かが設備を買う金を横取りしたんだろう」

「無理でした、で終わりなの?」
「測定技術がないんだろう」
「北朝鮮が核実験をしたと言っているのに、何のための証拠探しなんだ?核実験してませんと言われたら証拠を探すべきだけど」

「北朝鮮は僕らより何でも先んじてるね」
「こんな短期間にすべての痕跡を消したのか?いったい、北朝鮮にできないことは何なんだ?」
「北朝鮮の発表をそのまま発表した方が正確だよ」(翻訳・編集/吉金)