リオパラリンピックで注目!視覚障害者マラソン、道下美里選手の基礎知識

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リオパラリンピックから正式種目となった女子の視覚障害者マラソンに出場する道下美里選手についてご紹介します!

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■ 道下美里選手とは?

◎ パーソナルデータ

・選手名:道下 美里(みちした みさと)
・ニックネーム:みっちゃん
・生年月日:1977年1月19日
・出身地:山口県
・クラス:T12(視覚障害) REVIEW(2019)
・所属:三井住友海上

大学時代に出会った旦那様と2009年11月にご結婚されて、普段は福岡で暮らされているそうです。

◎ これまでのマラソンの成績

・2013年防府読売マラソン3時間6分32秒/1位
・2014年防府読売マラソン2時間59分21秒/1位
・2015年IPCマラソン世界選手権 ロンドン3時間3分26秒/銅メダル
・2015年防府読売マラソン2時間59分32秒/1位
・2016年別府大分毎日マラソン3時間3分42秒/1位

■ 道下美里選手はこんな選手

◎ 身長144cm!小柄ながら粘り強い走りで世界ランク1位獲得者!

道下選手は、2013年1月に行われた大阪国際マラソンをきっかけに、日本盲人マラソン協会の強化選手に選ばれました。そして、同年12月の防府読売マラソンでは3時間6分32秒で走り、自己ベストを更新するとともに日本新記録も塗り替えます。この結果、IPC(国際パラリンピック委員会)の発表する2013年の世界ランクで1位になりました。2014年の防府読売マラソンでは、2時間59分21秒の記録で優勝。自己ベストをさらに更新し、この記録が現在でも自己ベスト&日本記録となっています。

◎ マラソンのきっかけはダイエットが目的!?

道下選手は13歳の頃、「膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー」という角膜の病気のため右目を失明します。この病気は約3万人に1人が発症するという珍しいものだそうです。短大を卒業後、レストランで働きながら調理師免許を取得するも、25歳のときに左目にも右目と同じ症状が現れてしまいます。そのため、わずかな光やシルエットをとらえることができる程度の視力となってしまい、調理師をやめざるをえなくなりました。それをきっかけに引きこもり生活になってしまいましたが、増えた体重を減らすためにマラソンを始められたそうです。

■ 視覚障害者マラソンは伴走者との信頼関係が大事!

パラリンピックのマラソンでは、伴走者が共に走ることになります。伴走者とは『絆』と呼ばれる赤いロープでつながっており、その命綱を通して選手に必要となるコースの情報やタイムなども伝えられます。「見えるように走らせること」が伴走者の役割だそうで、選手との信頼関係が非常に重要となっています。この伴走者の方々はすべてボランティアだそうです。

■ 活躍に期待!

笑顔がキュートでファンの多い道下選手。自己ベストは現在の世界歴代2位の記録なので、自己ベストに近い記録で走ればメダルの可能性も大です。インタビューでは「メダルをもらう瞬間が楽しみ」と答えるなど、活躍が期待できそうですね!

(image by amanaimages)
(著:nanapiユーザー・tsubasayoshi 編集:nanapi編集部)