「世界最大かつ最古の城」といわれるプラハ城。

街を見下ろすようにして高台にそびえる、世界遺産の街プラハのランドマークです。

プラハ観光で絶対に外せない、プラハ城の魅力に迫ってみましょう。

こちらがプラハ城の正門。城の衛兵が直立不動で立っており、観光客の記念撮影に大人気。毎時ちょうどには衛兵の交代式が行われ、特に正午のセレモニーは見ごたえがあります。

9世紀半ばに建設が始まり、14世紀のカレル4世の時代にほぼ現在の姿となったプラハ城は、歴代の王の居城でした。城壁に囲まれた広大な敷地に、旧王宮、教会、博物館など、さまざまな見どころがあり、隅々までじっくり見ていると丸一日かかってしまうほど。

あまり時間がとれない場合には、プラハ城のハイライト、聖ヴィート大聖堂だけでも見ておきましょう。夏の観光シーズンには、プラハ城、特に聖ヴィート大聖堂は大変混雑するので朝一番に見学することをおすすめします。

・聖ヴィート大聖堂

城の第2の中庭から門をくぐって第3の中庭に入ると、突如として眼前に現れる聖ヴィート大聖堂。天に向かって力強くそびえるその迫力に圧倒されてしまいます。

もともとは、930年に建設されたロトンダ(円筒型の質素な教会)でしたが、14世紀に現在見られるような姿への改築工事が始まりました。工事の中断もあって、最終的に完成したのは20世紀に入ってから。意外にも最近のことなのです。

外観のみならず、内部も見ごたえ十分。アルフォンス・ムハ(ミュシャ)が手掛けたステンドグラスや、2トンもの銀を使用して造られた聖ヤン・ネポムツキーの墓碑など、驚くべき芸術作品の数々で彩られています。

・旧王宮


16世紀まで歴代の王たちが使用していた旧王宮。アーチ型天井が印象的なヴラディスラフホールは、完成した16世紀当時にはヨーロッパ最大のホールでした。かつて戴冠式などの国家行事に使用されたほか、1934年からは大統領選挙が行われています。

・聖イジー教会

鮮やかな赤が目を引く聖イジー教会は、920年に完成した、現存するものとしてはプラハ城で最古の教会。音響が良いために、「プラハの春」国際音楽祭のコンサートホールとしても使われています。

・黄金小路


パステルカラーの可愛らしい家々が並ぶ小さな路地が、黄金小路。1597年にできたこの一角には、当初城の召使いたちが住んでいましたが、やがて錬金術師たちが住むようになったため、この名がついたといわれています。

青く塗られた22番の家は、作家フランツ・カフカが仕事場として使用していたもの。色とりどりの家は、それぞれ土産物屋として使われていたり、中世の武具や当時の住居の様子が展示されていたりと、一軒一軒のぞいてみると楽しいですよ。

・火薬塔

黄金小路を過ぎると、1754年まで火薬庫として使われていた火薬塔があります。現在は軍事歴史博物館となっており、18〜19世紀の武器や軍服などが紹介されています。

・絶景が楽しめる庭園

城の南の庭園にあるテラスからは、プラハ市街の美しい眺望が楽しめます。ここはそれほど混雑しておらず、ゆっくりと景色を楽しめる穴場のビュースポット。

オレンジ屋根の建物のあいだから、塔があちこちに顔をのぞかせるプラハの街。高台から見渡すと、プラハが「百塔の街」とよばれるゆえんがよくわかるはずです。

敷地を歩けばその広大さに圧倒されるプラハ城。ボヘミア王や神聖ローマ皇帝たちが暮らした、輝かしい歴史の舞台を訪れた体験は、きっと忘れられないものとなることでしょう。

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