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サイバーセキュリティ対策は経営問題であると昨年末に経済産業省とIPAが策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」は明記している。純利益の半分以上を失うようなインシデントも人ごとではなく、企業の事業継続性を阻害する大きな要因になりかねない。PwCコンサルティングは、大学生や大学院生向けに無償のサイバーセキュリティ体験講座を社会活動の一環として開講した。10日に開催された講座では、40名が参加。同社が開発し、通常は経営者層に提供するサイバー攻撃疑似体験対戦型ゲーム「Game of Threats?」を用いて、"攻撃者"と"企業"に分かれて勝敗を競った。攻撃者と経営者の双方の立場を疑似体験することで、攻撃パターンを理解。セキュリティに関する組織運営の考え方を学べる。

ある意味、将来の企業経営者候補とも言える参加者からは、「技術的対策と人材にバランスよく投資することの大切さを実感できた」、「企業の限られた予算の中で見えない敵の攻撃を防ぐことの難しさを体感できた」「サイバーセキュリティは理系の方のみが活躍しているイメージであったが、ゲームを通して学ぶ中で、文系出身の方々も活躍できることを理解できた」などの感想が述べられている。同社では、今後3カ月ごとに開催していく予定。今後も次世代の人材育成のために、さまざまな教育プログラムの提供を行っていく、としている。

(長岡弥太郎)