ひと口に空港ラウンジと言っても...

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2016年9月1日に「楽天ゴールドカード」が誕生しました。年会費は2000円(税抜)で、楽天市場で楽天ゴールドカードを利用すると5%の楽天スーパーポイントが貯まります。さらに、国内主要空港とハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川国際空港のラウンジが利用できます。

この空港ラウンジについて、楽天カードがアンケートを行った結果「空港のラウンジサービスを使いたい」と回答した人は37.4%となったようです。

そこで、今回は空港ラウンジってどんなところなのかを紹介したいと思います。

空港ラウンジは2種類ある

まず、空港ラウンジは大きく2つの種類があります。1つ目は航空会社が運営しているラウンジ。もう一つが、クレジットカードの提示で利用できるラウンジです。

楽天ゴールドカードの提示で利用できる空港ラウンジは後者のラウンジとなります。ゴールドカード以上のクレジットカードを提示することで利用することができ、クレジットカードによっては同伴者も1名まで無料など、カードによって条件は異なります。利用できるクレジットカードは、入室前に掲示されていますので確認してください。

では、実際に空港ラウンジの設備を紹介していきたいと思います。

最初に紹介するのが、羽田空港 第1旅客ターミナルのエアポートラウンジ(北)。広さも十分で、様々な座席タイプもあり、ソフトドリンクは無料で提供されています。コンセントや無線LANも無料で利用できるため、仕事のメールチェックなども可能です。ただし、アルコール・スナック類は有料となります。

エアポートラウンジ(北)を利用するには、大人1人が1030円、4〜12歳が520円、3歳以下は無料ですが、ゴールドカード以上を保有していると料金が発生しません。これだけの設備を無料で使えるのですからおトクですね。

新千歳空港のラウンジはこんな感じ

次に紹介するのが、新千歳空港のスーパーラウンジ。こちらも広さ、設備ともに申し分ありません。羽田空港と同じく、ソフトドリンクは無料ですが、アルコール類は有料です。

スーパーラウンジの場合は、大人1人が1080円、12歳以下の子どもは無料でしたので、6歳と4歳の子どもを連れていましたが、ゴールドカード1枚提示するだけで利用することができました。

これだけの設備を無料で使えるゴールドカードは非常におトクなようにも見えますが、実は落とし穴があります。

基本的には手荷物検査前に設置

今回紹介した羽田空港のカードラウンジは、手荷物検査後に設置されていますが、それ以外のカードラウンジは手荷物検査前に設置されている場合がほとんどです。

新千歳空港のスーパーラウンジも手荷物検査前に設置されています。新千歳空港も大きな空港ですので、子どもを連れて搭乗口に行くには相当の時間がかかります。ラウンジから手荷物検査まで5分、手荷物検査を受けて、搭乗口まで行くまで5〜10分。「10分前には搭乗口に来てください」ということを考えると、正直ラウンジで「くつろぐ」と言うのは難しいのです。

もちろん、大人だけの場合はもう少し早く移動できますが、手荷物検査場の混雑具合は行ってみなければわかりません。搭乗ギリギリに乗り込まないようにするには、早めに手荷物検査は済ませたいですね。

反対に航空会社が用意しているラウンジの場合は、手荷物検査後に設置されています。羽田空港だけでなく、新千歳空港などでも手荷物検査後なので、搭乗時間の15分前に出ても十分間に合います。

搭乗口の近くにあるラウンジは、航空会社のラウンジということを覚えておいてください。航空会社のラウンジは、通常のゴールドカードでは利用できません。