2016年9月15日は中秋節にあたり、中国の人びとは月餅を食べながら月見をし、家族団らんを楽しむ。中秋節は中国人にとって伝統的な祝日であり、日々の暮らしにおける大きなイベントであると言える。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 2016年9月15日は中秋節にあたり、中国の人びとは月餅を食べながら月見をし、家族団らんを楽しむ。中秋節は中国人にとって伝統的な祝日であり、日々の暮らしにおける大きなイベントであると言える。

 中国文化の影響を受けている日本においても、秋にお月見をする習慣があるが、中国メディアの捜狐は9日、「日本人は中秋節を過ごすのだろうか?」というテーマで日本の月見文化を読者に紹介する記事を掲載した。記事は日本の月見に欠かせない彩り豊かな月見団子や、月見に合わせて街が美しくライトアップされている写真を掲載しており、日本の月見文化を好意的に紹介している。

 記事は「日本では中秋は祭日ではないが、それでも中秋を迎えると日本人は自発的に月見を楽しむ」と紹介。また日本では旧暦の8月15日と9月13日に月見を楽しむ風習があると説明した。

 さらに日本の色鮮やかで美しい月見団子の写真を掲載して紹介。十三夜と十五夜のそれぞれ13と15の団子が重ねられた月見団子をはじめとして、黄な粉やみそやあんこがトッピングされた月見団子、お餅の中に芋、豆、栗などが入った月見団子、さらに団子の外側をあんこで包んだ月見団子なども紹介している。

 また記事は日本の金沢工業大学が2003年から石川県金沢市の街路に「月見光路」を設ける活動を行っていると紹介、「市民たちにとっては、秋の月見に欠かせない活動の1つになっている」と説明。こうした活動や彩り豊かな月見団子は、月見が日本でも愛される文化になっていることの表れであるという見方を示した。

 中国では中秋に月見をすることと月餅を食べることは「一家団欒の象徴」とされている。また月餅の品種も非常に多いが、特に「広式」、「京式」、「蘇式」、「徽式」などの月餅に人気があるという。月餅が「円形」であるのに対して日本の月見団子が「球体」であるのは、月の形状に対する理解とも関係があるのだろうか。月見の夜に考えてみるのも一興かもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)