清武のCLデビューは持ち越し ユーヴェ、セビージャを崩せずスコアレスドロー
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節が14日に行われ、ユヴェントスと日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャが対戦した。清武はベンチスタートとなった。
いよいよ欧州最強クラブを決めるCLが開幕を迎えた。1995−96シーズン以来の優勝を目指すイタリア王者のユヴェントスは、今夏の移籍市場でFWゴンサロ・イグアインやボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチら即戦力をチームに加えた。セリエAでも開幕3連勝を飾り、早くも首位に立っている。一方、セビージャはヨーロッパリーグ3連覇に導いたウナイ・エメリ監督が退任し、ホルヘ・サンパオリ新監督を迎えた。チームの顔ぶれも大きく入れ替わり、清武やMFフランコ・バスケスらが加入。今シーズンはまずグループステージを突破することが第一目標となる。なお、両クラブは昨シーズンもグループステージで対戦しており、互いにホームゲームで白星を挙げた。
ユヴェントスはスタメンにジャンルイジ・ブッフォンやイグアイン、パウロ・ディバラらを起用。ピアニッチはベンチスタートとなった。一方、セビージャはルシアーノ・ビエットがスタメン落ち。清武はベンチからCL初出場を狙う。
この試合で最初のチャンスを作ったのはユヴェントス。8分、ショートカウンターからイグアイン、ディバラとつなぎ、最後はエリア内右でボールを受けたサミ・ケディラが右足シュートを狙った。しかし、芝に足を取られてしまい、ボールはゴール左に外れた。
さらに15分にもディバラのパスからケディラが最終ラインの裏に抜け出し、GKと一対一となったが、シュートはGKの正面に飛んでしまった。
しかし、その後はユヴェントスがボールを保持しながらも、組み立ての部分からミスが目立って決定機を生み出せない。このまま0−0でハーフタイムを迎える。
後半も最後まで攻め切れない時間が続くユヴェントス。59分にはショートカウンターから、ディバラが右へ展開。ダニエウ・アウヴェスが駆け上がり、フリーでクロスを上げる。これをゴール前のイグアインが頭で合わせたが、ここは惜しくもクロスバーを直撃した。ようやく決定機を迎えたもののユヴェントスはこれを生かせない。
セビージャは64分にサラビアを下げてホアキン・コレアを投入。一方、流れを変えたいユヴェントスは68分にクワドウォ・アサモアとパトリス・エヴラを下げ、ピアニッチとアレックス・サンドロの2選手をピッチに送り込んだ。
ユヴェントスはピアニッチ投入から流れを少し引き戻す。85分にはディバラを下げてマルコ・ピアツァを投入。さらに攻勢をかける。後半アディショナルタイム2分にはA・サンドロが決定的なヘディングシュートを放ったが、ここもGKリコが横っ飛びで弾き出した。結局、ユヴェントスは15本ものシュートを放ちながらも、セビージャを崩し切ることができなかった。なお、清武に出場機会はなかった。
27日に行われるグループステージ第2節で、ユヴェントスはディナモ・ザグレブと、セビージャはリヨンと対戦する。
【スコア】
ユヴェントス 0−0 セビージャ
いよいよ欧州最強クラブを決めるCLが開幕を迎えた。1995−96シーズン以来の優勝を目指すイタリア王者のユヴェントスは、今夏の移籍市場でFWゴンサロ・イグアインやボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチら即戦力をチームに加えた。セリエAでも開幕3連勝を飾り、早くも首位に立っている。一方、セビージャはヨーロッパリーグ3連覇に導いたウナイ・エメリ監督が退任し、ホルヘ・サンパオリ新監督を迎えた。チームの顔ぶれも大きく入れ替わり、清武やMFフランコ・バスケスらが加入。今シーズンはまずグループステージを突破することが第一目標となる。なお、両クラブは昨シーズンもグループステージで対戦しており、互いにホームゲームで白星を挙げた。
この試合で最初のチャンスを作ったのはユヴェントス。8分、ショートカウンターからイグアイン、ディバラとつなぎ、最後はエリア内右でボールを受けたサミ・ケディラが右足シュートを狙った。しかし、芝に足を取られてしまい、ボールはゴール左に外れた。
さらに15分にもディバラのパスからケディラが最終ラインの裏に抜け出し、GKと一対一となったが、シュートはGKの正面に飛んでしまった。
しかし、その後はユヴェントスがボールを保持しながらも、組み立ての部分からミスが目立って決定機を生み出せない。このまま0−0でハーフタイムを迎える。
後半も最後まで攻め切れない時間が続くユヴェントス。59分にはショートカウンターから、ディバラが右へ展開。ダニエウ・アウヴェスが駆け上がり、フリーでクロスを上げる。これをゴール前のイグアインが頭で合わせたが、ここは惜しくもクロスバーを直撃した。ようやく決定機を迎えたもののユヴェントスはこれを生かせない。
セビージャは64分にサラビアを下げてホアキン・コレアを投入。一方、流れを変えたいユヴェントスは68分にクワドウォ・アサモアとパトリス・エヴラを下げ、ピアニッチとアレックス・サンドロの2選手をピッチに送り込んだ。
ユヴェントスはピアニッチ投入から流れを少し引き戻す。85分にはディバラを下げてマルコ・ピアツァを投入。さらに攻勢をかける。後半アディショナルタイム2分にはA・サンドロが決定的なヘディングシュートを放ったが、ここもGKリコが横っ飛びで弾き出した。結局、ユヴェントスは15本ものシュートを放ちながらも、セビージャを崩し切ることができなかった。なお、清武に出場機会はなかった。
27日に行われるグループステージ第2節で、ユヴェントスはディナモ・ザグレブと、セビージャはリヨンと対戦する。
【スコア】
ユヴェントス 0−0 セビージャ