今年も大好きな茅葺の里、美山へ【カヒミ カリィの Wherever I go】

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去年の夏、京都市から1時間程で行ける良い場所はないかなと調べていたところ、偶然「美山」という里山のことを知り、娘と2人で行ってみることにしました。電車を2度乗り継ぎ、そこから市営バスをまた1度乗り継いでやっとたどり着いた美山は、想像以上に美しくて驚きました。
(去年の旅の様子は >>1、>>2)
茅葺屋根の古民家がたくさん残る小さな集落があったり、田んぼや民家の脇にある用水路の水は山から引かれていて、ジャブジャブととても豊かで冷たく透き通り、見ているだけで本当に気持ちがよいのです。
緑あふれる山々に囲まれた川を覗くと、川底には鮎やゴリという小魚がたくさん泳いでいます。宿の裏庭ではヘビに追いかけられたカエルが、池にポチャンと飛び込んで命拾いをしていたり。子供たちはセミの抜け殻を探しに出かけます。
たった数日の滞在だったのですが私たちは美山がすっかり大好きになってしまい、来年もきっと行こうね! と事あるごとに話していたのでした。

そして待ちに待った夏、今年は夫も一緒に家族3人で美山を訪れる事ができました。

1年振りの美山はやはりとても素晴らしく、また来れて本当に良かった! 空や緑や水が身体に染み入るように気持ち良く感じられて、しみじみと良い時間を過ごす事ができました。

今回、最後の夜はちょうど上松(あげまつ)という火祭りが行われる日だったので、京都市内に住む友人たちも美山に合流してくれて、夜空を焦がす火を皆で見つめながら、夜更けまでゆっくりした時間を過ごしました。

1年振りに帰省して家族や友人たちと過ごした幸せな夏休みも、もう終わりです。NYに戻る時は、あまりにも良い思い出がたくさん出来たので後ろ髪を引かれるような切ない気持ちでした。
2ヶ月振りにブルックリンに戻り、我が家のベッドにゴロンと寝転んで、窓の外から聞こえる街の音を聴きながらウトウト......。時差ぼけで目を覚ますと、見事な夕焼けが町内を真っ赤に包み込んでいました。娘は、空に天井があるみたい! と言って、夕焼けに触れようと何度もジャンプしています。

またNYでの生活が始まりました。すっかりリフレッシュして身体も爽やかに。また家族みんなで元気に、毎日を過ごしていこうと思っています。

>>過去の「カヒミ カリィの Wherever I go」を読む
・琉球を生んだ神様が住んでいたと言われる浜比嘉島へ
・蓮の花が咲き誇る沼で小舟が漂う。伊豆沼のハス祭りへ
・4000年間も愛されてきた妖怪たち。「大妖怪展」へ