パラリンピック:知っていればさらに楽しめる!「視覚障害マラソン」の基礎知識

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パラリンピックのマラソンって実はどんなルールがあるかよく知らない人は多いのではないでしょうか。本日はクラス分けや伴走といったルールに関する基本情報を紹介していきます。知っているだけでパラリンピックが何倍も楽しめることでしょう!

■ 基本情報

◎ クラス分けについて

パラリンピックにおけるマラソンは、視覚に何らかの障がいを持っている方が参加できます。そこで障がいの程度が成績に影響しないように、障がいの程度に分かれる「クラス分け」の判定を受ける必要があります。このクラス分けは、国際パラリンピック委員会が定めた「国際クラス分け基準」に準じて定められた、日本身体障害者陸上競技規則に基づいて行われます。マラソンの場合は3つのクラスに分けられます。

・T11:全く見えない 「全盲」 伴奏者有り
・T12:視力0.03以下 または視野5度以内 伴走者は選択
・T13:視力0.03以上0.1まで または視野が5度以上で20度以下 単独で走らなければならない

クラス分けの判定は「クラシファイヤー」という資格を持った人によって、身体機能検査や競技中・日常生活中の動作能力の観察などによって決定されます

◎ 伴走について

視覚障がいが特に重度であると認定された場合は、マラソンには伴走者が必要となります。その伴走者にも細かな国際規則が設けられていて、これを破ると失格になってしまうこともあるのです。伴走者と共に走る場合、選手と伴走者は長さ1m以下のガイドロープを使用しなければならないやフィニッシュでは、競技者が先にフィニッシュラインを越えなくてはならないなどさまざまな規定があります。また、伴走者もメダルを授与されるので、伴走者としてランナーを支えていくこともやりがいがあることでしょう。

■ 規則を知ってより楽しもう!

パラリンピックのマラソンでは目に不自由があるなかでも選手がスポーツを楽しみ競い合えるように、さまざまな規則があります。こういう規則を知っているだけで、これまで以上にパラリンピックをより楽しむことができるでしょう!

(image by amanaimages)
(著:nanapiユーザー・musica 編集:nanapi編集部)