瀬戸内海・宮島の絶景を眺めるための、1枚板でできたドーナツ・ハウス

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広島に、ユニークな住宅を見つけました。

瀬戸内海・宮島の絶景を眺めるための、1枚板でできたドーナツ・ハウスである、岡田公彦建築事務所によるおしゃれでデザイナーズな住宅、戸田邸_1

岡田公彦建築事務所による「戸田邸」は、まるで宙に浮いたドーナツのよう。

この特徴的な形は、3つの目的から生まれています。

瀬戸内海・宮島の絶景を眺めるための、1枚板でできたドーナツ・ハウスである、岡田公彦建築事務所によるおしゃれでデザイナーズな住宅、戸田邸_2

1つは、ひな壇状に造形されたこの土地で、瀬戸内海や宮島の絶景を眺められること。

南側に建つ家の屋根をこえて、瀬戸内海へぬける眺望を確保してあります。

瀬戸内海・宮島の絶景を眺めるための、1枚板でできたドーナツ・ハウスである、岡田公彦建築事務所によるおしゃれでデザイナーズな住宅、戸田邸_3

2つ目は、人気が少ない住宅地の端に建つため、防犯性に配慮すること。

1階が広場になっているので、あやしい人がいたらすぐに分かります。

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3つ目は、将来店をひらくための、増築の余地を残すこと。

1階の広場に十分なスペースが確保されているので、将来的な増築が可能です。

こうした理由により、ツリーハウスのような、外敵から守られている安心感と、眺望のよさが生まれたのです。

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空間が螺旋状につながっている「戸田邸」。

なんと、床と屋根が連続する1枚の板でできています。

いわゆる個室の区切りはなく、どこにいてもなんとなく家族の気配を感じることができるんですね。

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建物に入る階段を登ると、まず待っているのは広々としたテラス。

テラスの奥にエントランスがあり、そこを通り抜けると1つ目の寝室やバスルーム、トイレなどの水まわりが設置されています。

1つ目の寝室のさらに先には、2つ目の寝室が。

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寝室の先にある廊下に出ると、キッチンと、美しい景色が楽しめるダイニングが待っています。

3階へ続く階段を登れば、書斎、リビング、屋上のテラスが。

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上へ行くほど外への景色が変わるだけでなく、場所によって床と天井の間隔や横幅を変化させているので、1つの家の中に、かなりさまざまな空間が生まれているんですね。

毎日、季節や居場所によって、いろいろな景色を楽しめるなんて、本当に羨ましいです……。

戸田邸 [岡田公彦建築設計事務所]

photographed by Toshiyuki yano