写真提供:マイナビニュース

写真拡大

『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のアイドルたちによる「東京メトロ新宿駅メトロプロムナード」ジャックが話題となっている。9月18日(日)23時まで開催予定の同イベントだが、ここではあらためて、展示の様子と内容について紹介しよう。

今回のイベントは、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の1周年を記念したもの。新宿駅東口方面と西口方面を地下道で結ぶ「東京メトロ新宿駅メトロプロムナード」の約80メートルが『デレステ』尽くしとなっており、一帯は平日の日中でも数多くのプロデューサーさんが集結していた。プロムナードには30本の円柱状の柱があり、その両面に合わせて60人のほぼ等身大のアイドルがいる勘定だ。『デレステ』が等身大のキャラクターモデルを掲出するのはこれが初めてとのこと。きらりはちゃんと背が高い。柱以外にも床がシンデレラ城の赤絨毯風になっていたりと、全体で『スターライトステージ』の世界を表現していた。

今回は展示の内容を東口側からブロックごとに紹介していくが、LED映像演出は普通に写真に撮るとリフレッシュレートの関係でどうしてもちらついたり、くすんで見えたりして、元の色鮮やかさと感動をそのまま伝えることは難しい。写真よりも体験を言葉で解説する感じになるのをご容赦願いたい。

○『スターライトステージ』アイドル勢揃いパネル

東口側入口に位置するのが、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の全アイドルが描かれたビッグパネルだ。今はもうこれだけのアイドルが……と思うと感慨深いが、ポイントはこのパネルのアイドルたちが全員私服姿なこと。アニメ『シンデレラガールズ』の第1話の冒頭には、メトロプロムナードに良く似た通路が登場する。通路のスクリーンでは街中を席巻しているアイドルの映像として佐久間まゆ、小日向美穂、輿水幸子が歌っており、その前をまだアイドルとして世に出る前の緒方智絵里や多田李衣菜が私服で歩いている構図だ。第1話冒頭でアナスタシアが歩いていたのは、プロムナードからもうちょっと東口寄りのあたりだろうか。そういった、アニメでは物語のフォーカスや描写の重層性の要請から違った描かれ方をしていたアイドルたちだが、『スターライトステージ』では全員がおなじスタートラインから出発して、ついに1周年を迎えたのだ……というメッセージを感じる。もちろん、そんなことはどこにも書いてはいない。

○高精細横長LEDによるアイドル総登場特別ムービー with ぴにゃうさ

続いて登場は今回の目玉のひとつであるLEDムービーだ。デフォルメされたぷちデレラたちが横長の画面いっぱいに登場する。15分〜20分サイクルぐらいの映像で、昼夜によって背景が変わったりもするようだ。中でも物語性が高くておすすめしたいのが、ぷちデレラたちが仲よく歩いている約5分半のムービー。各2分前後の属性別ムービーが終わり、ぴにゃとうさぎが画面いっぱいに登場したらムービー転換の合図だ。

行進ムービーはただキャラクターを漫然と並べているのでなく、キャラクターは特性や仲の良さでなんとなくグループ分けされている。たとえば中野有香・浜口あやめ・脇山珠美・水野翠は武道系の道着のキャラクターたちが走りこんでいるようだし、ナターリアやフェイフェイといった外国人アイドルの一団、土屋亜子・村松さくら・大石泉がニューウェーブつながりでいたりと様々だ。そのうえで、各グループのつながりならではの動きやアクションの表情付けが無数にされているのには驚いた。

今回目についたのは、たとえば依田芳乃が神崎蘭子の「やみのま!」的なポーズを真似して蘭子が大喜びしたり、城ヶ崎美嘉・莉嘉姉妹の間に赤城みりあが入って記念撮影をしたり、高垣楓と三船美優が日本酒を飲み交わしているところに佐藤心が「飲んでるか〜☆」とばかりにつっこんできたりするのは『デレステ』ならではの描写だろう。そして緒方智絵里と輿水幸子が……と気づいたところは全部挙げたいところなのだが、この映像はキャラクターのつながりを自分で見つけることも楽しみのうちだと思うのでこのあたりにする。たとえば5分間じっと森久保乃々とその周辺を見つめていても楽しめてしまう、そんな情報量の多すぎるムービーだ。

ムービー転換時に画面に登場するぴにゃこら太(マスコット)とうさぎ(双葉杏が大事にしているぬいぐるみ)は、LEDスクリーンの両サイドに巨大ぬいぐるみとして鎮座している。「厚み」のある存在感は圧巻で、記念撮影にも持って来いだ。

○大画面LEDによる大迫力MV上映

先日行われた「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」神戸公演に参加した人なら、ステージ上の大型LEDの中で歌い踊る『デレステ』アイドルたちの生きているような動きや表情の鮮烈さに見惚れただろうし、参加できなかった人は是非見てみたいのではないだろうか。であれば、今すぐ「東京メトロ新宿駅メトロプロムナード」に行くべきだ。大画面LEDは縦2メートル×横3.5メートルの特大サイズが2機で、等身大感覚のアイドルたちのステージを手の届く距離で見ているような、ありえない体験ができる。楽曲は『デレステ』で現在遊べる楽曲のほとんどを網羅しているとのことで、個人曲であればセンターの歌唱キャラはSSR衣裳で、残りの4人は1周年記念のアクロス・ザ・スターズ衣裳で華を添えるといったこだわり具合だ。

正直、このMV見ているだけで一日過ごせそうだ。それだけに滞留時間も長く、一番混雑するエリアはここかもしれない。このLEDモニターの色鮮やかさ、目の前にアイドルが迫る感じは写真ではわからないところなので、現地鑑賞を強くお勧めしたい。

○日替わりユニットや1周年記念パネル、グラフィック展示

今回の展示である意味レアリティが高いのが、日替わりユニット展示だ。3日目水曜日は「ハイファイ☆デイズ」の5人を特設パネル展示。初日の月曜日は「Snow Wings」、2日目火曜日は「Tulip」組だったので、CDシリーズ「STARLIGHT MASTER」の発売順だとすれば木曜日は「生存本能ヴァルキュリア」、金曜日は「純情Midnight伝説」組となる可能性が高そう。では土日は……? などなど、予想をしながら現地を訪れるのも楽しそうだ。なお、ユニットパネルの展示の予定は公開されていないので、土日はなかったら申し訳ない。

1周年記念パネルは、ポスターとしてあちこちに掲示されている「アクロス・ザ・スターズ」衣裳の卯月、美嘉、みく、李衣菜、奈緒のイラストをパネル化。ふんす、と言いそうな前のめりドヤ顔卯月は必見だ。グラフィック展示は歴代SSR、SRカードを隙間なく敷き詰めたもので、思い出のカードイラストがどこかに見つかるかもしれない。

○君にこの法則が解けるか?

一通り展示を紹介した上で強調しておきたいのが、今回のストリートジャックは広告宣伝というより体験イベントの色合いが強いということ。肉眼でしか感じられない映像の魅力があることもそうだし、1周年記念、4thライブの神戸とSSA公演の間、TGS開催の直前……といった否が応でもコンテンツが盛り上がる時期に『シンデレラガールズ』のことが大好きなプロデューサー/ファン、時にはキャストまでが現地に集まって楽しさを報告しあう、リアルタイムのお祭りのような楽しさがここにはある。それだけに夜間週末は混雑が予想されるので、早めの体験を勧めたい。

最後に、期間中「東京メトロ新宿駅メトロプロムナード」に掲示されているほぼ等身大アイドル柱ポスターの掲示順には、なにか法則性があるとのことだ。法則の内容については、案内をしてくれたスタッフ氏は"にやっ"と笑って教えてくれなかったが、どうも東口方面の島村卯月、渋谷凛の側から見ていって、抜けた後今度は西口の高森藍子、神谷奈緒の側から見ていくと法則性が見えてくるかも……とのことだった。これはクイズではないので正解が発表される予定は今のところなく、解いてスカッと気持ちがいい内容なのかもわからない。各方面への問い合わせなどは絶対しないようにお願いしたいのだが、現地でアイドルたちを眺める時に頭をひねる楽しみのひとつになれば幸いだ。

【注意事項】
・駅、係員への問い合わせはご遠慮ください。
・イベントについては変更の可能性があります。

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

(中里キリ)